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カネロ争奪戦? マカブvs.ムチュヌ WBCクルーザー級あすゴング

2022年1月29日 11時17分

 ベテランプロモーター、ドン・キング氏が明日29日(日本時間30日)主催するイベントの計量が28日行われ、メインのWBCクルーザー級タイトルマッチは王者イルンガ・マカブ(コンゴ民主共和国)が197ポンド(89.36キロ)、挑戦者1位タビソ・ムチュヌ(南アフリカ)は198.5ポンド(90.04キロ)を計測。リミット200ポンドに合格した。試合はキング氏の故郷に近い米国オハイオ州ウォーレンのパッカード・ミュージックホールで行われる。

マカブ(左)とムチュヌ

 2度目の防衛戦となるマカブ(28勝25KO2敗)は15年6月、ホームリングとする南アフリカでムチュヌに11回TKO勝ちを収めている。「パンデミックにもかかわらずイベントが開催され、ドン・キング・プロモーションズに感謝している」とコメント。

 昨年、WBC総会でS・ミドル級4団体統一王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)から次回の相手に指名され一躍、知名度が広がった。今のところカネロの思惑は不透明だが、勝って一気に交渉を進展させたいところだ。

 ムチュヌ(23勝13KO5敗)はマカブとの第1戦の後、16年12月、WBOクルーザー級王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)に挑み9回KO負け。その後黒星が先行した時期もあったが、敵地ロシアで元王者デニス・レベデフ、リオデジャネイロ五輪金メダリストのエフゲニー・ティシチェンコを連破し復活。1位にランクされた。勝てばマカブに代わってカネロ戦の望みが出るだけにこちらも張り切っている。

WBA正規王者ブライアン(左)は初防衛戦

 セミではWBAヘビー級レギュラー王者トレバー・ブライアン(米)が戴冠から丸1年ぶりでV1戦に臨む。計量でブライアンは268ポンド(121.56キロ)、挑戦者WBA13位ジョナサン・ギドリー(米)は246.5ポンド(111.36キロ)をマークした。

 アンダーカードではWBA傘下のNABAタイトル戦が4試合組まれている。Photos from David Martin-Warr/Don King Productions

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