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WBCヘビー級戦 ウォーレン氏が46億円で落札 4月フューリーvs.ホワイト実現か

2022年1月29日 11時25分

 WBCヘビー級王者タイソン・フューリー(英)vs.暫定王者ディリアン・ホワイト(英)の入札が28日メキシコシティで行われ、フューリーの共同プロモーター、フランク・ウォーレン氏(クインズベリー・プロモーションズ)が興行権を獲得した。ウォーレン氏が提示した金額は4102万5000ドル(約46億3600万円)。ホワイト側のマッチルーム・ボクシングが提示した3222万2,222ドル(約36億4100万円)を上回った。

王者フューリーは試合報酬37億円

 ウォーレン氏は米国のボブ・アラム・プロモーター(トップランク社)とフューリーの共同プロモーターという立場にあり、今回の入札はトップランク社の勝利とも受け取れる。WBCは今回、報酬の配分を王者80パーセント、挑戦者20パーセントと規定。それに従うとフューリーのファイトマネーは約37億円、ホワイトは約9億3000万円になる見込みだ。

 通常WBCは王者70パーセント、挑戦者30パーセントの配分のため、ホワイトが難色を示していたが、対戦に前向きになったと伝えられる。ホワイトと陣営が対戦に応じた場合、試合は4月頃に開催される見通し。会場は米国、英国両方が候補に挙がるが、英国開催の可能性が大きいとも言われる。

 一方、フューリー陣営はIBF&WBO&WBAスーパー統一ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)と次戦で4団体統一戦も計画している。しかしウシクとのダイレクトリマッチが有力な前3団体王者アンソニー・ジョシュア(英)が待機料を受け取ることを拒否。ウシクvs.ジョシュアの契約締結が一段と現実味を帯びてきた。

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