IBFミニマム級戦 クアルトが負傷判定でV1 前王者タドゥランを返り討ち
2022年2月7日 10時49分
2022年2月6日 18時21分
5日(日本時間6日)ラスベガスのマンダレイベイ・リゾート&カジノで開催されたPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)のメインイベント、ウェルター級12回戦は元WBA同級スーパー王者キース・サーマン(米)がマリオ・バリオス(米=前WBA・S・ライト級レギュラー王者)に3-0判定勝ちを飾った。
序盤からスキルとスピードで上回るサーマンがダメージング・ブローを交えてラウンドを連取。中盤、ボディーに弱点があるサーマンにバリオスがチャージする場面があったが、乗り切ったサーマンは距離を置いたボクシングを貫き、118-110が2者に117-111のスコアでマニー・パッキャオ戦から復帰を果たした。サーマンの勝利は19年1月のホセシート・ロペス戦以来3年ぶりだった。
同じリングでこれも王座を追われたブランドン・フィゲロア戦からの再起戦となる元WBCバンタム級&S・バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)がWBC・S・バンタム級2位カルロス・カストロ(米)と10回戦。
初回、左ストレートでカストロを倒したネリはサウスポースタイルからアウトボクシングを徹底。コツコツと打ち返して挽回を図るカストロを振り切った。スコアは95-94で割れたが、もう一人は96-93でネリ。2-1判定勝ちのネリは、手渡されたWBCとWBOベルトを誇らしげにかざしてご満悦。もちろん2冠王に就いたわけではなく、試合はWBC&WBO・S・バンタム級挑戦者決定戦として行われた。
またS・ウェルター級10回戦は、ホープのヘスス・ラモス(米=WBAウェルター級11位)がウラジミール・エルナンデス(メキシコ=IBF・S・ウェルター級11位)に6回1分21秒TKO勝ち。ここ2試合判定決着だったラモスは18勝15KO無敗。エルナンデスは13勝6KO5敗。
一方セミに登場したWBAフェザー級スーパー王者レオ・サンタクルス(メキシコ=米)はS・フェザー級10回戦でキーナン・カルバハル(米)に100-90×3の完封勝利。20年10月のジェルボンテ・デイビスに喫した痛烈なKO負けから再起した。
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