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宇津木秀が快勝で日本ライト級新王者、鈴木雅弘との注目対決9回TKOで制す

2022年2月8日 21時06分

 日本ライト級王座決定戦が8日、後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」のメインで行われ、同級4位の宇津木秀(ワタナベ)が同級1位の鈴木雅弘(角海老宝石)に9回44秒TKO勝ち、新チャンピオンに輝いた。鈴木はS・ライト級に続く日本2階級制覇に失敗。王座決定戦は前王者、吉野修一郎(三迫)のタイトル返上によるもの。

宇津木(左)は序盤から鈴木の動きをしっかり把握した

 東京農大出身の鈴木と平成国際大出身の宇津木による注目カード。鈴木はジャブ、得意の左フックを繰り出し、宇津木はそれをしっかりブロックしながらジャブ、右ストレート、ボディと多彩なパンチを繰り出す。宇津木はパンチの強弱をつけ、変化をつけながら鈴木を攻めた。鈴木は早くも左目下が腫れ、3回はパンチで右目上をカットした。

 鈴木が徐々に攻め手を失っていった4回、宇津木の左フックがカウンターで炸裂して鈴木がダウン。宇津木は立ち上がった鈴木をロープに追い込んで連打。仕留めにかかるが、鈴木は懸命に左フックを打ち返して何とかこのラウンドを生き残った。

 5回、宇津木がグイグイと前に出るが、鈴木の一発を警戒しながら慎重に攻める。5回を終わっての祭典は48-46、49-45、50-44で宇津木がリードした。

鈴木(右)はガッツを見せて逆転を狙ったが及ばず

 後半、宇津木は鈴木の動きをよく居ながらジャブ、右ストレートでダメージを与え、相手のパンチはしっかりブロックしながら試合を進めた。鈴木は逆転のチャンスをうかがうが、試合のペースは宇津木が握ったままだ。

 迎えた9回、宇津木が鈴木をコーナーに追い詰め、両者が右を放つと、宇津木の右がカウンターで炸裂。鈴木がキャンバスに崩れたところで主審が試合を止めた。勝利の瞬間、声を上げて涙した宇津木は10勝8KO。鈴木は7勝4KO1敗。試合の模様は13日(日)26時45分からフジテレビで放送される。

宇津木の話「めちゃくちゃうれしいです。(アマチュアから通じて)今までナンバーワンが取れなかったので、小林トレーナーと小口さんがいたからここまでこれたし、徹底的にしごかれた。ポイントで勝つつもりでいたけど倒せたことはうれいしい。先のことは考えられないですけど、もっと練習して強いチャンピオンになりたい」

前田は2回に左で木村からダウンを奪った

◇S・フェザー級8回戦
前田稔輝(グリーンツダ)[2-1(76-75×2、75-76)]木村蓮太朗(駿河男児)
 日本フェザー級10位の前田は日本拳法10冠。同16位の木村はボクシングのアマで3冠。興味深い無敗サウスポー対決のゴングが鳴った。初回は木村が圧をかけ、左ストレートをボディに打ち込み、動きにキレのある前田は動きながらカウンターを狙うスタイル。2回、前田が打ち終わりに左を合わせて木村がダウンを喫した。

 ポイントを失った木村はここからボディ打ち、4回は右フックを決めて反撃。前田にロープを背負わせるシーンを増やしていく。前田も左を決め返して互いに譲らない。前田はコンビネーションが速い。木村は後半に入って左手にアクシデントか、右ジャブとフックで前田に迫った。前田は木村の圧力を浴びながら、決定打を許さず逃げ切った。前田は9勝4KO。木村は5勝3KO1敗。

前田の話「この内容には納得いってないので今後の課題にしてがんばっていきたい。自分は日本拳法出身でその独特の間合いでは勝っていたかなと思う。タイトルに早く挑戦できるようにがんばっていきたい」

村地(右)は後半、吉野を突き放した

◇バンタム級8回戦
村地翼(駿河男児)[3-0(77-75×2、78-74)]吉野ムサシ(八王子中屋)
 日本バンタム級6位の村地と同S・フライ級15位、吉野の対戦は互いにジャブを鋭いジャブを突く引き締まった立ち上がりとなった。2人がジャブを軸にワンツー、左フック、ボディ打ちへとつなげていくが、ともに決定打を許さない緊迫した展開。5回、村地が右を決めてパンチの交換が激しくなる。吉野は左目上部をパンチでカット。村地がリズムに乗り始めるが、吉野も6回に右を決めてあきらめない。

 7回、村地は吉野にジャブから右を浴びせるが、吉野は左フック、右ストレートを打ち込んで村地を下がらせる。村地も右を叩き込んで試合は白熱した。最終回、吉野は果敢に攻めたが、再び右を決めた村地がきっちり締めた。村地は8勝3KO1敗1分。吉野は11勝4KO7敗。

◇S・フライ級4回戦
五十嵐春輝(湘南龍拳)[3-0(40-35×2、39-36)]須賀将哉(本庄)

◇バンタム級4回戦
井上稜介(ONE・TWOスポーツ)[2-0(39-37×2、38-38)]トト江嵜(本望)

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