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ミニマム級世界王者の谷口将隆 V1戦に向け世界ランカー三代大訓と袖ケ浦キャンプ

2022年2月14日 13時34分

 WBO世界ミニマム級王者の谷口将隆(ワタナベ)が14日、同門のIBFライト級15位、三代大訓とともに千葉県素袖ケ浦市、木更津市で張っていた3日間のキャンプを打ち上げた。

フィジカルを鍛える谷口(中)と三代

 昨年12月、WBO王者フィルフレド・メンデス(プエルトリコ)を下して世界タイトルを獲得した谷口が初防衛戦に向けてスイッチを入れた。寺中靖幸フィジカル・トレーナーの指導を受け、「急に方向転換したり、ステップを切ったりするアジリティ・トレーニングにはまった」と谷口。世界奪取の試合では、「後半に体が浮いてしまった」という反省点もあり、3日間で4部練習だったフィジカル・トレーニングに納得の表情だ。

 初防衛戦の時期、相手は未定だが、谷口は春にリングに立てるように準備を進めている。2度目の世界挑戦で悲願のタイトルを獲得したサウスポーは「まだまだ足りないところがある」と成長に意欲的。合宿を終えてスパーリングも始める予定だ。

谷口はアジリティトレーニングに目覚めた

 OPBF・S・フェザー級王者からライト級に進出し、昨年12月に元日本同級王者の西谷和宏(VADY)に勝利した三代も2022年を飛躍の年と位置づける。キャンプでは「初回にやった300メートル×20本のダッシュで自分だけふくらはぎが痛くなった。走り方がよくないと気がついた」そうで、こちらもフィジカルの向上に貪欲だ。

 切磋琢磨してきた同門の宇津木秀が日本ライト級王者となり、「負けてられないと思った」と刺激を受けた三代。フィジカルトレを継続し、力強さを増している技巧派は「世界ランカーとやってみたい」と今年の抱負を語った。こちらも次戦は今春を見据えている。

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