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予想はブルック有利 生き残りかけあすカーンとイギリス大物対決

2022年2月19日 9時31分

 英国を代表する大物同士、アミール・カーンvs.ケル・ブルックの計量が18日行われ、カーンは147.3ポンド(66.81キロ)、ブルックは148.3ポンド(67.27キロ)をマーク。契約ウエートの149ポンド(67.59キロ)をクリアした。チケットが発売後10分で完売した注目の対決は明日19日(日本時間20日)英国マンチェスターのAOアリーナで開催される。

カーン(左)とブルック

 2004年アテネ五輪銀メダリストからプロ入りしたカーンはWBA・S・ライト級王座に就き、ザブ・ジュダー(米)を破ってWBAスーパー&IBFウェルター級王者に君臨。しかし次戦でラモント・ピーターソン(米)に敗れてS・ライト級王座を失うと以後、世界タイトルから見放される。

 16年にカネロ・アルバレス(メキシコ)のWBCミドル級王座に挑戦したが6回KO負け。19年にWBOウェルター級王者テレンス・クロフォード(米)に挑み6回TKO負け。その後一度復帰しただけで明日は約2年半ぶりのリングとなる。

 元IBFウェルター級王者ブルックはショーン・ポーター(米)からベルトを獲得し3度の防衛に成功。16年ミドル級統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に挑戦したが5回TKO負け。右目眼窩骨折の代償を負った。

 翌年エロール・スペンス(米)の挑戦を受け、9回TKO負けで無冠に。3連勝後20年11月にクロフォードに挑むも4回TKO負け。明日の試合はクロフォード戦からの復帰戦となる。

 予想オッズは7-4といった数字でブルック有利と出ている。

 セミ格で行われるWBO女子世界S・ウェルター級王座決定戦はナターシャ・ジョーンズ(英)が149.5ポンド(67.81キロ)、相手のクリス・ナムス(ウルグアイ)は147.5ポンド(66.90キロ)でリミット154ポンドに合格した。Photo by Lawrence Lustig

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