村田、プロ2戦目は最終8回TKO勝ち
2013年12月6日 22時03分
2013年12月6日 20時12分
前日本L・フライ級王者でOPBF1位の井上尚弥(大橋)が6日、OPBF東洋太平洋同級王座決定戦に挑み、同級2位のヘルソン・マンシオ(フィリピン)を5回2分51秒TKOで下してタイトルを獲得した。プロ5戦目でのOPBFタイトル獲得は最速タイ記録。
井上はジャブを軸とするいつものボクシングスタイル。この日は体が温まるまでに時間はかからなかった。ガードを高く上げて左右のフックを強振してくるマンシオに対し、パンチを外してアッパーとボディブローを叩き込んだ。
2回に入るとワンツーから左ボディブローのコンビネーションが冴えた。ボディを効かされたマンシオが後退すると、井上は追いかけて右ストレートを打ち込み最初のダウンを奪った。
このピンチを何とか切り抜けたマンシオだが、井上に上下を打ち分けられた上にカウンターまで浴び、3回にはヘロヘロ。左眼付近から出血もしたが、それでも闘志は衰えず、左右フックを振るって井上の顔面をとらえるなど意地を見せた。
タフな相手にダラダラを試合を長引かせたくない井上は5回に勝負をかけた。ボディブロー、アッパーを突き上げて、右カウンターも決めると、ようやくマンシオが失速。井上はフィリピン人をロープに追い詰めてパンチの嵐を浴びせ、たまりかねた主審が試合を止めた。井上は5勝4KO。マンシオは18勝9KO4敗3分。
次は世界戦か?という報道陣の問いに対し、大橋秀行会長は「自然の流れでそうなるんじゃないですか」と答えた。
高校2冠などアマチュアで活躍した井上拓真(大橋)がデビュー戦に挑み、L・フライ級8回戦で日本ミニマム級8位の福原辰弥(本田フィットネス)に3-0の判定勝ちを収めた。スコアは59-56と59-55が2人。
井上は初回からサウスポーの福原の打ち終わりに右ストレートを決めてペースを握った。スピードと細かいポジショニングは兄尚弥を思わせた。2回以降はカウンターを警戒する福原をやや攻めあぐねた印象。それでも終盤は左フックはアッパーも攻撃に折り曲げて文句なしの判定勝利を収めた。
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