寺地拳四朗が一夜明け会見 統一戦か、階級アップか「どっちも一緒くらい」
2022年3月20日 11時28分
2022年3月20日 9時48分
アラブ首長国連邦のドバイで19日(日本時間20日)行われたIBFフライ級タイトルマッチは、王者サニー・エドワーズ(英)が挑戦者3位モハメド・ワシーム(パキスタン)に12回3-0判定勝ち。2度目の防衛に成功した。
スイッチヒッターのエドワーズは左構えでスタート。ディフェンシブなスタイルながら機を見てスピードあるパンチをクリーンヒットして序盤を抑える。パキスタン人初のプロ世界王者を目指すワシームは3回、エドワーズをロープへ詰めてチャージ。会場を沸かせ、5回にもボディー打ちで王者をロープへ送る。
だが6回、クリンチ際の攻防でワシームはマイナス1。次の7回にもホールディングで2度目の減点を喫する。エドワーズにも非があるように見えただけに挑戦者には厳しい裁定となった。
その後も仕掛けるワシーム、迎撃のエドワーズという攻防は変わらず、王者は9回に左ストレート、10回に右カウンターをヒット。終盤ワシームは懸命に反撃したが、英国人はフットワークをフル回転させて逃げ切った。
公式スコアは115-111が2者に116-110でエドワーズの手が上がった。
戦績を18勝4KO無敗としたエドワーズは挑戦者の健闘を称えた後、WBC王者フリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)との統一戦をアピール。「エディ・ハーン(マルティネスのプロモーター)よ、どうかファンのために試合を成立させてほしい」と呼びかけた。
同タイトルの前王者モルティ・ムザラネ挑戦に続く世界アタックだったワシームは12勝8KO2敗。
セミのWBC・S・ライト級挑戦者決定戦は、元WBA王者レジス・プログレイス(米=WBC3位)がタイロン・マケンナ(英=WBO10位)から2回にダウンを奪い、6回1分40秒負傷によるTKO勝ちを収めた。
■フライ級世界王者
WBA アルテム・ダラキアン(ウクライナ)
WBC フリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)
WBC暫定 マックウイリアムズ・アローヨ(プエルトリコ)
IBF サニー・エドワーズ(英)
WBO 中谷潤人(M.T)
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