May
18
Saturday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

28°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 王座陥落の矢吹正道、敗北受け入れ「あんなインファイトをしてくるとは」

王座陥落の矢吹正道、敗北受け入れ「あんなインファイトをしてくるとは」

2022年3月19日 20時15分

 寺地拳四朗(BMB)の右で沈み、WBC世界L・フライ級王座を明け渡し前チャンピオンとなった矢吹正道(緑)だが、KO負けを喫した直後自ら寺地コーナーへと向かい言葉をかけるなどすがすがしさを残した。試合後は代表取材に応じ、寺地のスタイルチェンジに驚いたことを明かした。

矢吹は拳四朗の右をもらった

「あんなインファイトしてくるとは」と矢吹。寺地のスタートからの強い攻めはまったく予想しなかったという。それでも後半に向けて組み立てようとはしたが、結果的にそうすることは寺地に許してもらえなかった。

「中盤から後半、4ラウンドの採点が出てから、向こうが出てきてくれると思ったんで、そこで勝負しようかなと思ったんですが」、「ジャブは当たってたんで、後半に向けてこのジャブを当てていこうかなと思ったんですけど、自分のディフェンスの甘さが出たかもしれないですね」

 矢吹は寺地が最初から出てきたことに驚いたと繰り返した。「拳四朗選手のフットワークを潰す作戦やったので、それがいきなり狂ったのが一番でかいですね」と矢吹。初戦の、いわゆる従来の寺地スタイルよりも「今回のほうが強いと思う」と語っていた。

 最後に、「今後再び世界を目指すのか」と聞かれると、「わかんないです。今回にすべてをかけていたので」と前チャンピオンは言った。 写真=真正ジム提供

Related article
関連記事