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あす観客9万人超えヘビー級戦 WBC王者フューリーがホワイトと防衛戦

2022年4月23日 8時50分

 英国人同士による頂上決戦、WBCヘビー級タイトルマッチが明日23日(日本時間24日)ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われる。22日の計量で王者タイソン・フューリーは264.8ポンド(120.11キロ)、挑戦者1位ディリアン・ホワイトは253.25ポンド(114.87キロ)を計測。明日は同会場に9万4000人の大観衆が集まると見込まれている。

 フューリー(31勝22KO1分無敗=33)は2018年以来の自国リング登場。今回のウエートは前回デオンテイ・ワイルダーとの第3戦の時より約5キロ半軽い。本人は明日の一戦を最後に引退するとも広言しているが周囲は信じていない。この指名試合をクリアして今夏、予定される3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)vs.前王者アンソニー・ジョシュア(英)再戦の勝者との対決が待望されている。

 WBC暫定王者のホワイト(28勝19KO2敗=35)は世界タイトル初挑戦。15年にジョシュアにTKO負け後、元世界王者ジョセフ・パーカーのほかデリック・チゾラ(2度)、オスカル・リバスらを下して11連勝。20年8月、アレクサンドル・ポベトキンの左アッパーに沈み2敗目を喫したが、昨年3月のリマッチにストップ勝ちでリベンジ。暫定王者に復帰し明日のリングを迎える。

 オッズはほぼ5-1でフューリー有利。強打に定評があるホワイトだが、アグレッシブさが相手に隙を与えるケースがあり、体格とフィジカルの強さを誇るフューリーに苦戦は免れないと予想される。

 オフィシャル陣はレフェリーがマーク・リーソン(英)。ジャッジはグイド・カバレリ(イタリア)、フアン・カルロス・ペラヨ(メキシコ)、ロバート・タッパー(カナダ)の3氏。2月スコットランドで行われたジョシュ・テイラーvs.ジャック・カテラルのS・ライト級4団体統一戦のスコアカードが論議を巻き起こしたことから、BBBofC(英国ボクシング管理委員会)は英国人以外のジャッジ起用を決断した。Photo by QUEENSBERRY PROMOTIONS

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