OPBF･S･ライト級チャンピオンの麻生興一（三迫）が6月14日、後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」で同級9位の近藤明広（一力）と初防衛戦を行うことになった。主催の三迫ジムが28日発表した。

　36歳のファイター、麻生（25勝16KO1敗1分）は昨年12月、内藤律樹（E&Jカシアス）に9回TKO勝ちし、同級日本タイトルに続いて2本目のベルトを獲得した。6月の試合が初防衛戦となる。

　37歳の近藤（33勝18KO10敗2分）は元日本ライト級王者で2017年にはIBF･S･ライト級王座決定戦に出場した実績を持つ。20年12月、日本王者の永田大士（三迫）と引き分けて以来のタイトルマッチで、再びトップ戦線への浮上を目指す。

　当日のメインは日本ライト級王者の宇津木秀（ワタナベ）が挑戦者に富岡樹（角海老宝石）を迎える初防衛戦となっており、ダブルタイトルマッチとなった。