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井上尚弥が6.7ドネア戦に向けスパー開始 海外から久々パートナー来日で「刺激ある」

2022年5月2日 20時59分

 WBAスーパー&IBFバンタム級王者の井上尚弥(大橋)がWBC王者ノニト・ドネア(フィリピン)との3団体統一戦(6.7さいたまスーパーアリーナ)に向けて本格的なスパーリングを2日に再開した。

大橋ジム提供

 コロナ発生後、外国人パートナーを呼んでいなかった井上だが、今回はフィリピンからOPBF・S・バンタム級王者のピーター・アポリナル(27)、WBO・S・フライ級10位KJ・カタラジャ(26)を招聘。初日はアポリナルと5ラウンドのスパーリングを行った。

 今後は4月からパートナーを務めるジェネシス・セルバニア(フィリピン)を含めたけい人のパートナーとドネア戦に向けてのトレーニングを重ねていく。以下、大橋ジムから届いた井上のインタビュー。

――先週の走り込み合宿の疲労は?
井上 もう取れましたね。

――八重樫トレーナーのパーソナルトレを開始して半年が経過しましたが。
井上 今までやってきたものもあるし、自分も八重樫さんも半年で効果が出るようなところを見ていないので。半年前に始めた時は、この時期のドネア戦というのも考えていたけれど、見据えているのは今後の階級アップのところです。そういうところを見据えた(八重樫トレの)スタートだったので。

――今日からスパーリング開始になります
井上 海外パートナーが久しぶりなので楽しみです。

――この2年は国内勢中心でしたね。
井上 やっぱり同じ選手同士よりも海外からパートナーを呼ぶと刺激がある。コロナウイルスの規制が緩和され、こういう海外パートナーを呼べるようになり、本来の形に戻ってきたので楽しみです。

――スパーリングのテーマは?
井上 いつも通り、ミスのないように仕上げること。特に今回はドネアが相手なので、左フックだったり、得意とするパンチをもらわらないようにイメージしながら進めてきている。ドネアの強みを意識した対策ですね。いつもとは違う感じで入ってきている。

――モチベーションが自然にあがりますか?
井上 そうですね。自らモチベーションを上げているわけではない。自然に気持ちが上がっていますね。

――今回の海外パートナー2人は過去に練習パートナーとして1回は来日してますね。
井上 (アポリナルとの)スパーリング内容は全然、覚えていないです。あの頃は結構、いつも(海外から)3人ぐらいで来てもらっていて。また試合が決まって3~4カ月後にパートナーを呼んでもらっていたので。あんまり覚えていないですね。その分新鮮かなと。KJ(カタラジャ)は実力ある選手ですね。

――もうドネア戦のイメージはできていますか?
井上 作っていますね。1回やっているのでイメージは何となくてきています」

――チケットはSRS席が完売しました。
井上 チケットは詳しく把握していないですが、満員でやりたいというのはもちろんです。

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