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2022年5月8日 日曜日

カネロがメイウェザー戦以来の敗北「体重差を感じた」 ビボルが不利予想覆して勝利

 ラスベガスのT-モバイル・アリーナが静寂に包まれた。7日(日本時間8日)同アリーナでゴングが鳴ったWBA・L・ヘビー級スーパー王者ドミトリー・ビボル(ロシア)vs.挑戦者S・ミドル級4団体統一王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)はサプライズ決着。予想不利のビボルが3ジャッジ一致の115-113のスコアで判定勝ちした。

得意のジャブでカネロを攻めるビボル

 初回終了直前、右アッパーを決めたカネロは以後もこのパンチを突き上げ、アウトボクシングを心がけるビボルに対峙する。ややカネロがリードして迎えた5回、ビボルの左右コンビネーションを浴びたカネロは自らロープへ下がり相手を誘うポーズ。その後もカネロは断続的にロープを背負うシーンがあり、ビボルに連打を許す。

 8回、スタンドの声援をバックにカネロが攻め立てる。しかしまたロープを背負い迎撃態勢。9回、脚を使うビボルにカネロは劣勢を意識したようにアッパーで攻勢をかけ終盤に望みを託す。しかしスピードが衰えずエネルギッシュなビボルは左ジャブ、右ストレートをコネクト。11回、フラストレーションがたまったカネロはビボルをリフトして主審から注意を受ける。

カネロもいい場面はあったが…

 最終回、左右強打を叩きつけるカネロだが、ロシア人のブロックは固く、逆にコンビネーションを浴びる。公式スコアは小差だったが、米国メディアは大差でビボルを支持しているところが多い。

 13年11月のフロイド・メイウェザー戦以来の敗北を喫したカネロは57勝39KO2敗2分。カネロは「体重の差を感じた。ビボルは距離の取り方がすごくうまかった。(ビボルは)勝利を得るに十分とは言えなかったが結果は受け入れる」とコメント。

殊勲の勝利を手にしたビボル

 一方、パウンド・フォー・パウンド・キングを下したビボルは20勝11KO無敗。「彼のパワーを感じた。この腕を見てほしい。腕はやられたけど、顔面は大丈夫だった。彼はスピードもパワーもあったけどパンチを振り過ぎて疲れたのだろう。アイ・アム・ソーリー。彼のゲンナジー・ゴロフキンと対戦するプランはたぶん潰れるだろう」と語った。Photos by SUMIO YAMADA

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