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2022年5月15日 日曜日

チャーロがS・ウェルター級4団体統一 カスターニョとの熱戦に10回TKO勝ち

 米カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツパークで14日(日本時間15日)行われたS・ウェルター級4団体統一戦は、WBC&IBF&WBAスーパー王者統一ジャメール・チャーロ(米)がWBO王者ブライアン・カスターニョ(アルゼンチン)に10回2分53秒KO勝ち。比類なきチャンピオンに輝いた。

チャーロは10回に試合を決めた

 昨年ドローに終わったダイレクトリマッチは予想通りチャーロが距離を置き、カスターニョが仕掛ける展開で始まった。2回、右を巧打したチャーロは3回にも左ジャブからセットアップし攻勢を持続。しかし4回、カスターニョが猛然とチャージ。ラウンド終了とともに観衆総立ち、スタンディングオベーションが送られる。

 スタンドに陣取るアルゼンチン人ファンの声援をバックに5回にもWBO王者がボディー連打で攻め立て、またもヒートアップ。しかし6回、右を当てて立て直したチャーロは7回からスキルを駆使したアウトボクシングに活路を拓き、追いすがるカスターニョを引き離しにかかる。

 迎えた10回、劣勢を意識してアルゼンチン人が積極的に手を出す。チャーロもカウンターを返し目が離せない。ここでチャーロの左フックが炸裂。たまらずカスターニョが崩れ落ちる。辛うじて続行が許されたが、追撃の左で前のめりに2度目のダウン。ダメージが深く、カウント中にストップがかかった。

新境地を切り開いたチャーロ

 カネロ・アルバレス(S・ミドル級)、ジョシュ・テイラー(S・ライト級)に続き4団体統一王者に就いたチャーロは35勝19KO1敗1分。初黒星のカスターニョは17勝12KO1敗2分。Photos by SUMIO YAMADA

 セミではウェルター級のセンセーション、ジャロン・エニス(米=IBF3位)がカスティオ・クレイトン(カナダ=IBF6位)に2回2分49秒KO勝ち。初回途中からサウスポーにスイッチしたエニスが2回、右をテンプルに命中させるとクレイトンは悶絶。懸命に起き上がったが、ヒザが震えストップされた。

 またもスペクタクルなKO勝ちを飾ったエニスは29勝27KO無敗1無効試合。初黒星のクレイトンは19勝12KO1敗1分。試合はIBFウェルター級1位決定戦として行われた。

 セミセミのS・バンタム級10回戦は、WBA6位ケビン・ゴンサレス(メキシコ)がエマヌエル・リベラ(プエルトリコ)に3-0判定勝ち。スコアは96-94、97-93、98-92。またS・バンタム級8回戦に登場したWBO9位マーロン・タパレス(フィリピン)がホセ・エストレージャ(メキシコ)に2回1分39秒KO勝ち。戦績を36勝19KO3敗とした。エストレージャは23勝16KO19敗1分。(三浦勝夫)

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