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WBAがS・ライト級4団体統一王者テイラーの王座はく奪 テイラーはウェルター級進出か

2022年5月16日 10時39分

 WBAは14日、S・ライト級スーパー王者ジョシュ・テイラー(英=写真)の王座をはく奪した。テイラーがランキング1位アルベルト・プエジョ(ドミニカ共和国)との指名試合に応じなかったため。

 テイラー(31=19勝13KO)は19年5月のIBF王座を皮切りに、WBA王座、そして昨年5月に2冠王者ホセ・ラミレス(米)との4団体統一戦を制してメジャー団体のベルトを統一した。4冠初防衛戦となった2月のジャック・カテラル(英)戦は判定勝ちしたものの議論を呼ぶ内容だった。

 テイラーはWBCからも指名挑戦者ホセ・セペダ(米)との試合をオーダーされており、交渉期限は今月24日までとされている。しかしWBAの指令に応じなかったことで、かねて表明しているウェルター級進出という流れになりそうだ。

 ウェルター級はエロール・スペンスJr(米)が3団体を統一し、パウンド・フォー・パウンド上位のWBO王者テレンス・クロフォード(米)との頂上対決が期待されており、簡単には世界戦ができない状況。これがテイラーの決断を遅らせている要因とみられる。

 空位となったWBA・S・ライト級王座はプエジョと2位イスマエル・バロッソ(ベネズエラ)で王座決定戦が行われる見込み。

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