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イギリス防衛戦の尾川堅一が公開練習「ブーイングを歓声に変える」3日前計量クリア

2022年6月2日 10時23分

 IBF世界S・フェザー級王座の防衛戦のためイギリス入りしているチャンピオンの尾川堅一(帝拳)が現地時間1日、昼前からテレビ用のポーズ写真撮影と試合の模様を世界に中継するDAZNによるインタビューをこなし、BBBofC(英国ボクシング管理委員会)による3日前計量(S・フェザー級リミット58.9キロ+リミットの3%=1.7キロ以内)をクリアした。

巨大パネルには漢字で尾川堅一の文字が

 13時30分からはカーディフ市内に在る、キャピタル・ショッピング・パークにて公開練習をクリア。夕方から前日と同じUFCジムで汗を流した。尾川は4日(日本時間5日)、ウェールズ・カーディフのモーターポイント・アリーナで同級3位ジョー・コルディナ(英)と対戦する。以下、帝拳ジムから届いた尾川のコメント。

「今回の公開練習は、ザ・海外って感じでショッピング・モールで、お客さんもまずまず入っていましたね。ブーイングもあったり、でも手を振ると嬉しそうに、” おぉ、チャンピオン!” みたいに歓声も聞こえたり、YouTubeでも流れていたそうなので日本でも見てくれていた方もいたかもしれません。海外特有のイベントみたいな感じで、日本でもああいった形のイベントも面白いかもしれませんね。

ショッピング・モールで公開練習

 ブーイングについて、やっぱり気持ちの良いものではないですね。分かっては居ても気持ちの良いものではないです。でもやっぱり、それが歓声だったり聞こえると気持ち良かったし、試合では歓声に変えられるような気持で行きたいですね。変えられるような試合にする自信はもちろんあります!

 公開練習の待合室では対戦相手のコルディナ選手、そしてセミファイナルに出場するバレット選手、どちらとも挨拶しましたが、バレット選手はSNSなどを見る限り、とても陽気な選手というイメージを持っていたんです。会ったらそのまんま、案の定でしたね(笑)。印象ですか?線は細かったですね。

メディアのインタビューで笑顔を見せる尾川

 コルディナ選手の印象は、おとなしい感じの選手でした。良く言うと好青年という感じですし、そうでなければこの街特有の感じというか、郊外のおとなしい青年というか、都会っ子とは見えませんでした。バレット選手と同様、映像などで見た感じ、そのままの印象を持ちました。

 もう少し身体は小さいかなと思っていましたが、身長は僕とほとんど同じぐらいで、カッコ良かったですね。イケメンでした。前もって映像などから動きなどを見ていますが僕とボクシングの雰囲気が似ているなと感じてたんです、動きの感じですかね、同じようなボクシングをするなというイメージはありますね。アマチュア経験があるなかでジャブ、ジャブという感じでもないし、噛み合うのか噛み合わないのか、分からないような感じの印象です」 写真=帝拳ジム提供

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