WBC&WBO・S・バンタム級王者フルトン ローマンに大差判定で2冠を堅守
2022年6月5日 18時11分
2022年6月5日 13時59分
オーストラリア・メルボルンのマーベル・スタジアムで5日、6万人超の観衆を集めて挙行された世界4団体ライト級王座統一戦は、WBC王者のデビン・ヘイニー(米=写真)がホームのWBAスーパー&IBF&WBO王者ジョージ・カンボソスJr(豪)に12回3-0判定勝ち。主要4団体のタイトルを統一した。
互いに気合満々で開始ゴングを聞いた一戦。ヘイニーは初回から左の長いリードブローを突きさしていく。早々に顔に赤みがさしたカンボソスも鋭い打ち返しを合わせ、主導権の流失を食い止めんとする。
それでもヘイニーはその上を行き、3回にはすばやい右につなげだす。カンボソスのカウンター攻撃が遅れだした。4回のカンボソスは攻撃を強めたが、ヘイニーはこれにも対応し、中盤はジャブこそ減ったもののWBC王者に危ない場面はない。やや試合はフラストレーションのたまる展開となった。
なんとか局面を打開したいカンボソスは、終盤に入ってもう一度アタックを強め、左右を叩きつけるようにしてヘイニーに立ち向かったが、地元ファンが期待するような効果は得られず。チャンピオンシップ・ラウンドのヘイニーは左をジャブ、フックに使いつつ無理も冒さず、ゴールインした。
マイケル・バッファーが読み上げたスコアは116-112、116-112、118-110でヘイニーの勝ち。「スマートに戦えた。彼が左フックを狙っているのは分かっていた。カンボソスは戦士だ、リスペクトしている」と一気に3本のベルトをコレクションして統一に成功したヘイニー。これで28戦全勝15KO。
一方、テオフィモ・ロペス戦で獲得した世界ベルトを凱旋試合ですべてリリースしたカンボソスは「ヘイニーは仕掛けてこなかったけども、これもボクシング。リスペクトするし、精一杯やった」と語っていた。20勝10KO1敗。
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