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井上尚弥PFPランキング1位への道は? ESPNは2位に据え置きも1位との差縮まる

2022年6月10日 11時06分

 アメリカのスポーツ専門局ESPNが新たなパウンド・フォー・パウンド・ランキングを発表。先日、WBC王者ノニト・ドネア(フィリピン)に圧勝してバンタム級3団体統一をはたした2位の井上尚弥(大橋)についての意見を掲載している。

井上のパフォーマンスは海外でも話題に

 新たなランキングは1位がWBOウェルター級王者テレンス・クロフォード(米)、2位が井上で1位から9位までの選手に動きはなかった。投票は16人の専門家が1位から10位まで投票し、順位に応じてポイントを合算するというものだ。

 今回の投票ではクロフォードを1位した人が7人、井上が6人、ウェルター級3団体統一王者のエロール・スペンスJr(米)とヘビー級3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)がそれぞれ1人。順位に変動はなかったものの、クロフォードと井上の差は前回の40ポイントから10ポイントに縮まったという。

 井上を1位にランクにしたマイク・コピンガー氏は「ドネアは将来、伝統入りが確実視されているボクサーだ」と“現役レジェンド”を圧倒した試合内容を高く評価。「井上はこれからさらに良くなるだろう。彼はまだ29歳なんだ」と今後のさらなる飛躍に期待を寄せた。

 一方、ベン・ベイビー氏は“オールド”のドネアに快勝したからといって過剰反応をするのは良くないという立場。「井上の素晴らしさに疑いを持ったことはない」とした上で、「私が井上より上位にランクしている選手はだれもが認めるチャンピオンであり、階級をアップしてタイトルを獲得してきた」と井上をクロフォード、カネロ、ウシクに次いで4位とした。

 元世界王者のティモシー・ブラッドリー氏はクロフォードが1位で井上が2位。同じくアンドレ・ウォード氏はクロフォード、スペンス、井上の順。井上以外では、ライト級で4団体統一に成功したデビン・ヘイニー(米)が圏外から10位にランク入りした。ESPN最新のPFPランキングは以下の通り。

■ESPN PFPランキング
1位 テレンス・クロフォード(米)
2位 井上尚弥(大橋)
3位 エロール・スペンスJr(米)
4位 サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)
5位 タイソン・フューリー(英)
6位 オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
7位 ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
8位 ドミトリー・ビボル(ロシア)
9位 シャクール・スティーブンソン(米)
10位 デビン・ヘイニー(米)

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