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京口紘人がメキシコでV4 減点2も何のその タフなベルムデスに8回TKO勝ちで統一戦に前進

2022年6月11日 12時40分

 WBA・L・フライ級タイトルマッチが10日(日本時間11日)、メキシコのグアダラハラで行われ、スーパー王者の京口紘人(ワタナベ=写真)が正規王者エステバン・ベルムデス(メキシコ)に8回24秒TKO勝ち。4度目の防衛に成功した。

京口(右)は奮闘するベルムデスに次々とパンチを浴びせた

 初回、京口は力の差を見せつけた。長身のベルムデスに対してジャブ、ワンツー、左アッパーをリズム良く打ち込んでいく。ベルムデスのパンチはすべてブロックし、左のリターンも効果的だ。京口がスピード、パワー、テクニックで上回り、早期決着の予感も漂った。

 しかし母国で世界戦のベルムデスもこのまま引き下がるわけにはいかない。2回、一転して体をつけていく接近戦を仕掛け、ボディブローを打ち込んでいく。京口は前に出る正規王者に右アッパーを叩き込んでダメージを与える。ベルムデスは後退、早くも鼻から出血だ。

 ベルムデスは3回、頭を下げてさらに京口に迫ると偶然のバッティングで前頭部から出血。執拗に前進してボディ攻撃を繰り出し、4回には左フックをヒット。京口はアッパーや右でコツコツと有効打を重ねるものの、なりふり構わず頭を下げて攻める正規王者に手を焼き始める。ベルムデスの出血がひどく、京口は返り血を浴びて、我慢比べの流血戦という展開になっていった。

 それでも試合の主導権を握っていたのは京口だった。6回、京口は頭で押し返してヘッドバッティングで減点1。このあと右を決めてチャンスを作る。7回もコンパクトなコンビネーションで攻め立てて優勢。打ち下ろした右がラビットパンチで再び減点を取られたが、勢いは止まらない。

 8回、京口は一気に勝負を仕掛け、右を打ち下ろすとベルムデスのヒザがガクリと沈んだ。ロープに下がったベルムデスに京口が連打を浴びせたところでストップとなった。京口は16勝11KOで無敗をキープ。ベルムデスは14勝10KO4敗2分。

 京口は試合後、DAZNのインタビューに「素晴らしいタフな選手にKOで勝てたことを誇りに思う。試合後にベルムデス選手に感謝を伝え、反則してしまったことを謝った。熱のあるメキシコのファンの前で明確な勝利を収めることで自分の価値も高まると思った」とコメント。今後を問われると「他団体に素晴らしいチャンピオンがいるので、そういう選手と戦いたい」と統一戦を希望した。Photo by SUMIO YAMADA

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