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WBCミドル級王者チャーロ兄への挑戦が流れたムンギア あすアナハイムで無冠戦

2022年6月11日 15時13分

 明日11日(日本時間12日)米カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで開催されるイベントの計量が10日行われ、メインに登場するWBC&WBOミドル級1位ハイメ・ムンギア(メキシコ)が165ポンド(74.84キロ)、相手のWBO8位ジミー・ケリー(英)が164ポンド(74.39キロ)をマークした。

アナハイムで対戦するムンギア(左)とケリー

 WBO・S・ウェルター級王者からミドル級に転向して6戦目となるムンギアはWBAミドル級王者ジャモール・チャーロ(米)への挑戦が実現寸前だった。ボクシングシーン・ドットコムなどによるとムンギアを擁するメキシコのサンフェル・ボクシングとゴールデンボーイ・プロモーションズ、そしてチャーロをプロモートするPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)の間で期日、場所、報酬の合意ができていた。しかし中継するテレビ、DAZN(ムンギア)とショータイム(チャーロ)が難色を示し、締結に至らなかったという。

 これに関してムンギア(39勝31KO無敗=25)は「すべてがご破算になり、少し悲しい気持ちがする。自分にとってもボクシングにとってもビッグファイトだった」と胸中を吐露。気持ちを入れ替えて明日の一戦に臨む。

 もっともターゲットとするチャーロは来週18日、地元ヒューストンで予定されたマチェック・スレッキ(ポーランド)との防衛戦を背中の負傷を理由に延期している。

 相手のケリー(26勝10KO2敗=29)は前回2月、無敗だったランカーのカナト・イスラム(カザフスタン)に米国で判定勝ちして浮上した英国人。その試合でWBOグローバル王者に就いている。

 同じリングでIBF女子世界ミニマム級チャンピオンのヨカスタ・バジェ(コスタリカ)がローライン・ビジャロボス(米)と防衛戦。S・ウェルター級ランカー、カルロス・オカンポ(メキシコ)らが出場する。Photo by Tom Hogan / Golden Boy

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