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2022年6月13日 月曜日

ライト級で世界を狙う中谷正義 圧巻の初回KO勝ちでロマチェンコ戦敗北から再起

 元OPBFライト級王者でWBC同級13位の中谷正義(帝拳)が13日、後楽園ホール「第613回ダイナミックグローブ」のメインに登場、137ポンド契約10回戦でハルモニート・デラ・トーレ(フィリピン)に1回1分12秒KO勝ち。昨年、元ライト級3冠王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に敗れて以来の試合に圧勝した。

中谷は初回にダウンを奪ってガッツポーズ

 長身の中谷が国内のリングで試合をするのは3年6カ月ぶりのこと。後楽園ホールにいたっては8年5カ月ぶりという舞台で圧倒的な力を見せた。

 初回、長身の中谷がジャブを出しながら一発を狙っていそうなトーレの様子をうかがう。静かと思われた立ち上がりは開始1分にいきなり動いた。中谷が右ストレートを打ち下ろすとこれが決まってトーレがヒザからキャンバスに崩れ落ちる。立ち上がったトーレに対し、中谷が左ボディを打ち込むと、トーレがうずくまって悶絶。10カウントとなった。

 33歳の中谷は20勝14KO2敗。19年10月の吉野修一郎(三迫)戦に続いて日本で初回KO負けの28歳トーレは22勝14KO4敗。

 ロマチェンコ戦からの再起戦だった中谷は試合後、「進退を考える年でもあるので勝つのはもちろん、中身のある試合をしないといけないというプレッシャーがあった。まだ中谷はいけると思われるような試合をしないといけないと思ったと試合に向けての心境を明かした。

 直近の3試合は海外でテオフィモ・ロペス、フェリックス・ベルデホ、ロマチェンコと格上とみられる相手だっただけに、「全力を出せばいいという気持ちで、プレッシャーはなかった」という。しかしロマチェンコ戦いで「それだけではダメ」と限界を感じ、この1年は基本から見直してコツコツ練習を続けた。

 今回の勝利で生き残った中谷は「この1年やってきたことが無駄ではなかったと証明できたので、チャンスがいつきてもモノにできるように練習していきたい」と世界をあきらめない決意を口にした。

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