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2022年6月14日 火曜日

ライト級の名王者カルロス・オルティス逝く 日本で小坂照男、高山一夫と対戦

 2階級で世界王者に君臨したレジェンドの一人、カルロス・オルティス氏が13日午前11時7分、ニューヨークの老人ホームで亡くなった。85歳だった。第一報はプエルトリコに本部を置くWBOが伝えた。

オルティス氏、現役時代のポーズ写真

 プエルトリコのポンセ出身のオルティス氏は幼い頃にニューヨークに移住。1955年にプロデビューし、72年までリングに上がった。59年6月ケニー・レーンに2回TKO勝ちで世界J・ウェルター級王者に就く。

 これは2度目の防衛戦で明け渡したが、62年4月、ジョー・ブラウンに判定勝ちで世界ライト級王者に君臨。同年11月、来日して高山一夫に判定勝ち。1ヵ月も経たない12月3日、小坂照男に5回KO勝ちで初防衛に成功。日本のファンにその桁違いの強さと世界の壁の厚さを印象づけた。

 フィリピンの英雄フラッシュ・エロルデらを下して防衛を果たした後、イスマエル・ラグナ(パナマ)にタイトルを失ったが再戦で奪回。その後エロルデとの再戦、シュガー・ラモス、ラグナ第3戦など通算9度の防衛に成功。68年5月、カルロス・テオ・クルス(ドミニカ共和国)に判定負けで無冠。

 最終戦は72年9月、ロベルト・デュランに敗れて王座を失ったばかりのケン・ブキャナン(英)に6回終了TKO負け。これがキャリア唯一のストップ負けだった。生涯戦績は61勝30KO7敗1分1無効試合。たくましい上体から繰り出す右強打が武器で、強靭なアゴを持っていた。

 91年に国際ボクシング名誉の殿堂入り。これはプエルトリコ人として初めて。2年前にESPNドットコムが掲載した歴代プエルトリコ人ベスト10ではウィルフレド・ゴメス、フェリックス・トリニダードに続き3位を占めている。

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