田中恒成が5回TKO勝ちで4階級制覇挑戦アピール WBOアジアパシフィック王者を圧倒
2022年6月29日 20時57分
2022年6月29日 18時59分
史上初の高校8冠などアマチュアで10のタイトルを獲得した今永虎雅(大橋)が29日、後楽園ホール「フェニックスバトル」でプロデビュー戦に臨み、62.0キロ契約8回戦で浜崎隆広(仲里)に2回2分49秒KO勝ちした。
奈良・王子工高時代に史上初の8冠王者に輝き、東洋大をへてプロデビュー。アマ戦績は126戦113勝23RSC13敗という今永がデビュー戦のリングに上がった。
出だしは少し動きの硬いサウスポーの今永だったが、鋭いジャブ、左ストレートに加え、右アッパーで浜崎にプレッシャーをかけていった。浜崎は手を出すもののバックステップで軽くかわされてしまう。2回、今永の左ストレートが決まって浜崎がダウン。立ち上がった浜崎はまだまだやれると両手を広げてアピールした。
今永はフィニッシュを急がなかったが、今度は右フックを叩き込むと浜崎がヒザをつくダウン。すぐに立ち上がったものの、コーナーが棄権を申し出た。今永はデビュー戦KO勝ち。浜崎は3勝1KO9敗3分。
今永の話「めちゃめちゃ緊張しました。考えずに自分のやってきたことを試合に出すように意識した。アマチュア10冠のプレッシャーは考えないようにしている。アマチュアとプロは違う。これからも世界の強豪と戦えるようにもっともっと練習していきます」
◇L・フライ級6回戦
内田勇気(KG大和)[3-0(60-54×2、59-55)]桜井昌幸(川崎新田)
◇ライト級4回戦
佐藤友規(パンチアウト)[3-0(39-36×2、40-35)]小川魁星(伴流)
大橋ジム監修の新人発掘企画「ボクサーズロード」決勝。佐藤が初回、ロープを背負いながら右カウンターを決めて小川からダウンを奪った。サウスポーの小川は追い上げたが、佐藤が落ち着いて試合をまとめた。
8人の選手が厳しいトレーニングを重ね、セレクションによって人数が減っていくサバイバル企画で、佐藤は大橋ジムのジャスティス・トレーナーの指導を受けて2カ月の最後に優勝を飾った。試合後は「相手がデビュー戦でこちらは3戦していてプレッシャーがあった。ジャスティスさんや応援してくれた人に支えてもらった」と周囲に感謝した。佐藤は3勝1KO1敗。小川は1敗。
2025年3月16日 10時26分
2025年3月15日 12時57分
2025年3月15日 11時59分
2025年3月15日 11時12分
2025年3月13日 22時30分
2025年3月13日 20時48分