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IBFクルーザー級王者ブリーディス 豪州アウェー防衛戦制し統一戦へ前進なるか

2022年7月1日 10時16分

 2日、豪州ボードビーチのゴールドコースト・コンベンションセンターで開催されるIBFクルーザー級タイトルマッチの会見が30日行われた。WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)クルーザー級シーズン2を制して王者に就いたマイリス・ブリーディス(ラトビア)は2度目の防衛戦。挑戦者IBF3位ジェイ・オペタイア(豪州)は世界初挑戦となる。

王者ブリーディス(左)と挑戦者オペタイア

 このカードは当初4月に組まれたが、ブリーディスのコロナ感染で見送り。5月予定はオペタイアの脇腹の負傷で2度目の延期となった。3度目の仕切り直しにブリーディス(28勝20KO1敗=37)は6月18日に豪州に到着。同国の新鋭とのスパーリングで調整を図った。

「彼は激闘を予想しているけど、実際どうなるか分からない。マイク・タイソンは『すべての作戦は一発もらった時点で変わる』と言った。ダンスをしてパンチを出し合った後どんな展開になるか。彼が全力を尽くすことを望んでいる」とブリーディス。

 対するオペタイア(21勝17KO無敗=26)はロンドン五輪代表から2015年にプロ転向。OPBF王座を皮切りに数々のクルーザー級地域タイトルを獲得してキャリアを積んだサウスポー。経験で勝る相手にアップセットを目指す。

「私はこのチャンスを長い間、待ち望んでいた。彼はグレートな選手だけど、私はニュージェネレーション。彼はすべてを成し遂げた過去の選手で今は私の時間。深海や深い穴に陥った戦いにも対処できる。試合が待ち遠しい」(オペタイア)

 勝者がWBO王者ローレンス・オコリー(英)との統一戦へ前進する設定。豪州の殿堂入り元王者ジェフ・フェネックは「オペタイアを過小評価してはならない。彼は世界にショックを起こす」と語っている。Photo by WASSERMAN BOXING

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