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老舗統括団体WBA 創立100周年を機に本部をアメリカへ移転

2022年7月7日 9時38分

 世界タイトル及び地域タイトルの承認団体の老舗WBA(世界ボクシング協会)が本部を米国へ移転する決断を下した。場所はテキサス州ヒューストンが有力。6日(日本時間7日)同地でS・ウェルター級4団体統一王者ジャーメル・チャーロ(米)へスーパーベルトを贈呈したヒルベルト・メンドサJr会長(写真)が明かした。ファイトニュース・ドットコムなどが伝えた。

 WBAは前身のNBA(ナショナル・ボクシング・アソシエーション)が1921年、米国ロードアイランドに設立された。メンドサ会長は「承認団体のパイオニアが創立されて100周年になるのを記念してアメリカへ戻る。ボクシング・マーケットでもっとも影響力がある土地に復帰する絶妙のタイミングだ」と語る。

 先代の父メンドサ会長時代に中南米を拠点にしたWBAはパナマ→ベネズエラ→パナマと本部が移転。数年前にはコロンビアへ本部を移したと報道された。ビッグマッチや世界戦の開催数が他国と比べて抜群に多い米国で今後WBAがどんな運営を行ってゆくか注目される。ヒューストン移転の具体的なスケジュールに関しては追って発表されるという。

 なお、主要4団体の本部はWBCがメキシコ、IBFがアメリカ、WBOがプエルトリコとなっている。

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