13日に大田区総合体育館でWBO世界S･フライ級王者の井岡一翔（志成）に挑戦する4階級制覇王者ドニー・ニエテス（フィリピン）が6日夜来日した。

　ニエテスは18年大みそかにマカオで井岡に勝利して4階級制覇を達成。初防衛戦を行わずにこの王座を返上してブランクを作ったが、21年4月に2年3カ月ぶりに復帰。2試合をへて今回の挑戦にいたった。

　40歳になったレジェンドは来日にあたって以下のようなコメントを発信した。

「私はこのスーパーフライ級で再びチャンピオンになるために、この再戦に向けてチームとしっかりと準備をしてきました。その成果もあり、コンディションは素晴らしい状態にあります。

　井岡と再び闘えることは私にとってとてもハッピーであり、同時にとても興奮しています。彼はこれまでの試合でとてもいいボクシングをしていますし、戦術面や動きで進化した彼と対峙できることにワクワクしています。

　家族と未来が私のモチベーションになっています。レジェンドと呼ばれることも多くなり、そのことが年齢を重ねても競技を続ける刺激になっています」　写真＝志成ジム提供