王者マグサヨに2階級制覇かけるレイ・バルガスが挑戦 あすWBCフェザー級戦
2022年7月9日 10時39分
2022年7月8日 22時55分
「A-sign.Bee32」が8日、後楽園ホールで開催され、女子S・バンタム級6回戦に“モデルボクサー”高野人母美(勝又)は2年7カ月ぶりのリングで椙元愛(一力)とのS・バンタム級6回戦に臨み、結果はドローだった。
モデルボクサーとして注目を集め、2015年に世界挑戦もした高野は17年に現WBO・S・フライ級王者の吉田実代(三迫)に敗れ、活動の拠点を海外に移した。メキシコで3戦して19年12月に日本復帰。ジムを移籍してこの日が2年7カ月ぶりのリングとなった。
スタートは20センチ近い身長差を生かして高野がジャブ、打ち下ろしの右で先制した。しかし3回あたりからサウスポー椙元が距離を詰めて左右のボディを打ち込むようになった。中盤は高野の体力と集中力が切れてきた印象で、椙元の左を顔面に食らうシーンもあった。最終回、高野は右を決めると最後の力を振り絞ってラッシュした。
読み上げられたスコアは58-56で椙元、残る2人が57-57だった。35歳の高野は11勝7KO3敗1分。37歳の椙元は3勝2KO3敗1分。
◇56.5キロ8回戦
二瓶竜弥(DANGAN郡山)[3-0(79-73×2、77-75)]中川麦茶(一力)
二瓶はガードを固めてプレスをかけ、ジャブ、右フック、左右のボディを打ち込んでいくボクシング。中川も左ボディを盛んに打ち込んだが、二瓶のジャブの精度が目を引いた。5回、中川がボディワークでかわそうとしたところに、二瓶の右が立て続けに決まった。
後半は中川が懸命に前に出て二瓶に迫った。二瓶はブロックが固く、顔面へのパンチをなかなか許さない。ともによく手を出し、力を出し切った試合は二瓶の有効打が評価される結果となった。24歳の二瓶は8勝1KO2敗1分。4月に2年半ぶりに復帰した元日本1位の33歳、中川は24勝14KO9敗2分。
◇ライト級6回戦
柳堀隆吾(花形)[3-0(58-56×3)]池田竜司(竹原&畑山)
柳堀が独特のリズムで池田に迫り、スタートから手数で上回った。クリンチともみ合いのシーンの多い展開に池田はストレスを抱えた。後半、池田は強引に前に出て強打を打ち込んでいったがダメージは与えられず、最終回は柳堀が好打を集めて逃げ切った。柳堀は9勝1KO2敗。池田は14勝9KO8敗5分。
◇S・バンタム級6回戦
内構拳斗(横浜光)[3-0(58-55、60-52×2)]安西蓮(名古屋大橋)
拓大出身の内構がB級デビュー戦。スタートから互いによく手を出す試合は2回、内構がボディ攻撃を効かせて最初のチャンスを作った。その後も強打でグイグイと迫る内構は4回、左フック、右を決めてダウンを奪い、さらに右でダウンを追加した。内構はここからKOを狙ったが、安西も粘って何度か右を決め、その後はダウンを拒否した。安西は6勝2KO5敗1分。
◇女子S・バンタム級6回戦
椙本愛(一力)[引き分け1-0(58-56、57-57×2)]高野人母美(勝又)
◇ライト級4回戦(東日本新人王予選)
西畑直哉(竹原&畑山)[2-1(39-37×2、36-40)]並木翔牙(宮田)
◇S・バンタム級4回戦
細川兼伸(ワタナベ)[3-0(39-37×2、40-36)]磯﨑瑞樹(横浜光)
◇ライト級4回戦
望月綾人(伴流)[3-0(38-36×3)]沖本雄輔(一力)
◇S・バンタム級4回戦
我孫子アンディリュウ(竹原&畑山)[3-0(39-37×3)]渡邉健(大翔)
◇ミドル級4回戦
時𠮷樹(横浜光)[TKO1回2分44秒]池田圭佑(北海道畠山)
◇S・フライ級4回戦
荒木大夢(渡嘉敷)[3-0(38-37×3)]森俊介(一力)
◇58.0キロ4回戦
山森唯暁(横浜光)[2-0(39-37×2、38-38)]野口貴彦(宇都宮金田)
2025年2月9日 11時14分
2025年2月9日 10時22分
2025年2月8日 10時48分
2025年2月7日 14時00分
2025年2月7日 12時15分
2025年2月6日 22時33分