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バルガス3階級制覇ならず フォスター3-0判定勝ち WBC・S・フェザー級王座決定戦

2023年2月12日 15時41分

 米テキサス州サンアントニオのアラモドームで11日(日本時間12日)行われたWBC・S・フェザー級王座決定戦は、WBC・S・フェザー級1位オシャキー・フォスター(米)がWBCフェザー級王者レイ・バルガス(メキシコ)に3-0判定勝ち。シャクール・スティーブンソン(米)が昨年9月の防衛戦で体重オーバーのためはく奪されたベルトを獲得した。

バルガスを攻めるフォスター(左)

 序盤、右を決めたフォスターは3回、ジャブでバルガスの左目をカットさせる。これは大事に至らなかったが、フォスターはサウスポーにスイッチする場面を見せながらスピードで勝り、身長で約10センチ上回るバルガスをアウトボックスする。7回に左フックを返したバルガスは9回にも打ち合いで右をヒットしたが10回からフォスターが断続的に左フックを浴びせてゴールテープを切った。

 公式スコアは117-111、119-108、116-112でフォスターの勝利。キャリア前半で2敗を喫し、途中刑務所生活も経験した苦労人フォスター(29)は20勝11KO2敗。3階級制覇に失敗し初黒星のバルガス(32)は36勝22KO1敗。フェザー級へUターンしてWBC王座の防衛に努めることになりそうだ。

 セミのウェルター級10回戦は、地元の元WBA・S・ライト級レギュラー王者マリオ・バリオス(米)がジョバニー・サンティアゴ(プエルトリコ)に8回1分42秒TKO勝ち。2連敗から復帰した。Photos by SUMIO YAMADA

■S・フェザー級世界王者
WBA エクトル・ルイス・ガルシア(ドミニカ共和国)
WBC オシャキー・フォスター(米)
IBF シャフカッツ・ラヒモフ(タジキスタン)
WBO エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)

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