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あす川崎真琴が日本S・ウェルター級王座V1戦 丸木凌介は“4度目の正直”目指す

2022年7月11日 14時32分

 あす12日、後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル90」の計量が11日行われた。メインの日本S・ウェルター級タイトルマッチは王者の川崎真琴(RK蒲田)が69.6キロ、挑戦者1位の丸木凌介(天熊丸木)がリミットの69.8キロで合格した。

 4月の王座決定戦で越川孝紀(一力)に勝利して37歳で涙の戴冠をはたした川崎の初防衛戦。今年3試合目となるベテランは「スパーリングは70ラウンドくらい。コンスタントに試合をしているので」とコンディションのよさを感じさせた。

 挑戦者の丸木を「パンチのある選手で危険な相手」と評価しつつ、「僕が集中力を切らさないでいつも通りやれば大丈夫だと思う」と自身のコメントも。38歳になったチャンピオンは「しっかり自分の仕事をするだけ」とどこまでも落ち着いていた。

 31歳の丸木(18勝13KO7敗1分)は16年7月(野中悠樹戦)、18年5月(新藤寛之戦)、18年8月(渡部あきのり戦=暫定王座)に続いて4度目の日本タイトル挑戦だ。

 王者の川崎を「嫌なボクシングをしてくると思う」と分析する丸木は今回の試合のポイントを「ジャブ。いろんな種類のジャブがあるので使い分けたい」と話した。“4度目の正直”にかける丸木は「どんな形でもいいのでとにかくベルトがほしい」と話し、地元から駆けつける70人の応援団の期待に応えるつもりだ。

 あすのイベントは17時30分スタート。セミで元OPBFバンタム級王者の中嶋一輝(大橋)がカルーン・ジャルピアンラード(タイ)とS・バンタム級8回戦。さらには日本フライ級13位の桑原拓(大橋)、日本ライト級9位の保田克也(同)がタイ人選手と、ホープ中垣龍汰朗(同)が近藤冬真(蟹江)と8回戦を行う。試合の模様はフジテレビで17日(日)26時30分から放送される。

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