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井上尚弥&拓真兄弟が故郷座間市でトークショー 尚弥4団体統一で市内パレード計画浮上

2022年7月21日 15時32分

 バンタム級3団体統一王者の井上尚弥(大橋)とS・バンタム級でアジア2冠を保持する井上拓真(同)の兄弟が21日、神奈川県座間市の佐藤弥斗市長を表敬訪問。続けてハーモニーホール座間で開かれた「ざま井上兄弟タウンミーツ」に出席し、集まった250人ほどの市民を前にトークショーなどを行った。

取材に応じる左から佐藤・座間市長、拓真、尚弥

 生まれも育ちも座間、現在も座間に住み続ける井上兄弟が6年ぶりに市長を表敬訪問し、市民と交流した。トークショーでは、子どもから「小学校のときはどんな練習をしていましたか」と問われた尚弥は当時の様子をていねいに説明した。

 小学生時代のロードワークは土日のみ(中学生から毎日)、あとは腕立て伏せ、腹筋、背筋は毎日続けていたと明かした上で、「できる回数でいい。自分なら腕立て10回、腹筋と背筋は30回くらいだった。大事なのは毎日続けること。長く続けることで意味が出てくる」とアドバイスを送った。

 いまでも座間市に住み続ける理由について、尚弥は「よくジムのある横浜や東京に住まないのかと聞かれるけど、横浜で練習をしたあと、東京で会食をしたあと、座間に帰ることが大事だと思っている。帰ってリセットして、また朝からトレーニングをすることで初心に戻るという意味がある」と語った。

 両選手ともに次戦は決まっていないが、尚弥は年内にWBO王者ポール・バトラー(英)との4団体統一戦実現を期待し、現在は交渉を見守っている。尚弥の4団体統一後にパレードをする考えを市長は「コロナに配慮しつつできる限り多くの市民と喜びを分かち合いたい」と前向きな姿勢を見せた。

 4団体統一に突き進む尚弥に対し、拓真は「もう一度世界チャンピオンになって兄と同じ土俵に立つ」と力強く語った。集まった市民から拍手を浴びた。井上兄弟の活躍で地元はますます盛り上がりそうだ。

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