WBCヘビー級王者フューリーがカムバック計画を表明 標的チゾラとの第3戦実現なるか
2022年8月10日 10時24分
2022年8月10日 9時47分
S・フライ級で日本、OPBF、WBOアジアパシフィックのタイトルを獲り、世界にも挑んだ福永亮次(角海老宝石=写真)が10日付で現役を引退した。JBC(日本ボクシングコミッション)に引退届を提出したこの日は、9年前に自身がプロデビューした日だった。
福永(35歳)は大阪出身。エディタウンゼントジムからプロになり、その後宮田ジム、角海老宝石ジムへと移籍した。16年に全日本新人王を獲得。キャリアが花開いたのは角海老ジムに移った後の20年2月、フロイラン・サルダール(比)に7回TKO勝ちでWBOアジアパシフィックS・フライ級王座を奪取した。
その後、中川健太(三迫)との激闘を制し、同級の地域3王座を統一。昨年大みそかには、井岡一翔(志成)のWBO世界王座に挑み、12回0-3判定負け。この試合がラストファイトとなった。
通算戦績は15勝14KO5敗。サウスポーからの左強打が武器で、「リトル・パッキアオ」の異名もとった。今後は現役時代からの大工職を続けるようだ。なお36歳の誕生日を迎える今月30日、後楽園ホール(志成ジム主催興行)で引退式が行われる。
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