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元K-1王者 武居由樹が5回TKOで東洋太平洋王座獲得 王者アポリナル3度倒す圧勝

2022年8月26日 20時52分

 26日夜、後楽園ホールで行われたOPBF・S・バンタム級タイトルマッチは挑戦者15位の武居由樹(大橋)が王者ピート・アポリナル(比)に5回2分7秒TKO勝ち。K-1王者からプロボクシングに転向し、5戦目で初の王座に到達した。

強打者ぶりを発揮した武居(2度目のダウンシーン)

 初回、空気を切り裂くような右フックでどよめきを誘ったサウスポーの武居。互いに様子伺いを終えた2回、早くもヤマ場が訪れた。ロープ際でアポリナルが防御態勢に入るより早く右フックが頭部を捕え、ダウンをマークした。

 残り10秒を切っていたが、立ち上がったアポリナルに今度は左を当ててそつなくダウンを追加した武居。4回には飛び込んでの右フックでみたびアポリナルにカウントを聞かせた。

 アポリナルもその都度立ち上がり、反撃を試みた。3度ダウンした割に元気で、武居の強打対策にガードを固め、その攻撃をやり過ごすと強気に打ち返したが、4回を終えて発表されたスコアは40-33(3者)と早々に大差がついていた。

 迎えた5回、武居の攻勢にアポリナルが抵抗しようとしたところ、ここで松原主審が早めのストップをかけた。5戦全KO勝ちでベルトを腰に巻いた武居は「不安でしたが、応援に背中を押してもらいました。皆で獲れたベルトです」と喜びを語った。ストップに納得のいかない様子だったアポリナルは16勝10KO3敗。

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