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16ヵ月ぶりのOPBFミドル級王者 竹迫司登、二ワットを3回TKO

2022年9月3日 19時49分

 ダイナミックグローブのセミで行われたミドル級10回戦は、OPBF同級王者の竹迫司登(ワールドS)が元OPBF・S・ウェルター級王者の二ワット・コンカン(タイ)に3回1分57秒TKO勝ち。16ヵ月ぶりの試合で錆びない強打を披露した。

二ワットをキャンバスへ送る竹迫

 

 竹迫の左ジャブにスーと左を伸ばしたり、打ちかかったと思ったら体を預けたりと初回からつかみどころのない二ワット。とかくリズムをつくりづらい相手だが竹迫は2回、上体そらしの二ワットを左ボディ強打でとらえ、ダメージを与えると、直後に左ジャブのカウンターでダウンをマーク。

 この回もう一度ダウン(スリップ気味)を追加した竹迫。3回、クリンチ際で右をねじ込み、再び右アッパーからの左ボディ。効いた二ワットをロープへと詰め、左ボディ、右打ち下ろしのコンビネーションで沈めた。即座に葛城主審がストップをコールした。

 試合後「次は年内にアジア統一をしたい」と竹迫はWBO-AP王座(チャンピオンは能嶋宏弥=薬師寺=)を標的にあげた。竹迫は14勝13KO1分。二ワットは11勝8KO9敗1無効試合。

◇フェザー級8回戦
大保龍球(神奈川渥美)[3-0(79-73×2、78-74)]入口裕貴(横浜光)
 この日一番の激闘が予想されたカード。初回、左ジャブから行く入口に大保さっそく右オーバーハンド、左フックと振っていく。リズムがいいのは大保のほうで、動いてはぐらかしながら打ち合いをしかけ、右を好打した。3回はアゴに食らった入口がバランスを崩すシーンも。入口は6回、右ストレートでアピールし、7回にはボディ連打で攻勢をかけたものの、動く大保の左フックで一瞬動きが止まるなど不安定感はぬぐえない。大保は終盤疲れながらも迎撃して試合終了のゴング。大保は9勝5KO5敗。入口は11勝5KO4敗1分。

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