IBFフライ級王者エドワーズに指名戦指令 WBC王者マルティネスとの統一戦遠のく?
2022年9月9日 9時33分
2022年9月8日 10時23分
WBCヘビー級王者タイソン・フューリー(英)がライバルの3団体統一王者アンソニー・ジョシュア(英)に対戦をオファーしたことが話題を呼んでいる。長らく“イギリス史上最大のベビー級対決”として期待を集めたビッグマッチは実現するのか? ジョシュアをプロモートするマッチルームボクシングのエディ・ハーン氏がIFL TVのインタビューで見通しを語った。
それによると、ハーン氏は「フューリーは2週間前に引退した。10日前には12月にデレク・チゾラと対戦したいと言った。それからオレクサンドル・ウシクと戦いたいと言った。そして5億ドルをほしがり、そうでなければ試合をしないとも言った。そして今度はアンソニー・ジョシュアを戦いたいと言う。私は彼の言うことが信用できない」と吐き捨て、発言の軽いフューリーに不信感を示した。
ところが対戦自体にはがっつりと前向きで、「これが真剣な話であれば、真剣に考えなければならない。まずはこれが本当の話かどうかを見極めなければならない」とした上で、「基本的なところで私たちはそのオファーを受けた。多くの話し合いが必要だ」と明かした。
イギリスの2大スターとも言える両選手の対戦はファンが期待するところであり、ハーン氏はジョシュアが3団体統一王者だったときに対戦を画策した。そして度重なる交渉の末、昨年8月に両者は対戦に合意。しかし、フューリーが前WBC王者デオンテイ・ワイルダー(米)との再戦条項に縛られ、この話は流れてしまった。
その後、フューリーは同年10月にワイルダーとの第3戦を制してWBC王座を保持。一方のジョシュアは同年9月、ウシクに敗れて無冠となり、両者の明暗が分かれた。ジョシュアは今年8月の再戦でもウシクに敗れてしまった。
ハーン氏はフューリー陣営に別に狙いがある可能性に言及しつつも、「現時点で言えるのは(オファーされた試合報酬の割合でフューリーのほうが多い)、私たちが60-40を受け入れたということ。これはだれにとっても素晴らしいニュースだ。うまくいけば話し合いをすることができる。私たちの計画は、ジョシュアが12月、3月と試合をして、それからフューリーやワイルダー、ディリアン・ホワイトといった相手とのビッグファイトに向かう、というものだった。しかしそれがヘビー級タイトルマッチであり、ジョシュアが常に望んでいる戦いなのだから、彼はやるだろう」との見通しを示した。
放送プラットフォームの問題など、ほかにも解決しなければならない問題は残っているが、ポイントはフューリーの提案がどまで本気かということか。12月開催の線で交渉は進む模様だが、中心にいるのがお騒がせのフューリーだけに、これからも思わぬ展開が待っているかもしれない。
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