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フンドラが打撃戦を制しWBC・S・ウェルター級暫定王座防衛 チャーロ弟vs.チュー勝者に照準

2022年10月9日 15時45分

 マルティネスvs.アンカハスのIBF・S・フライ級戦が行われた8日(日本時間9日)、米カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツパークのイベントのメインで、WBC・S・ウェルター級暫定王者セバスチャン・フンドラ(米)が挑戦者WBO4位カルロス・オカンポ(メキシコ)を下した。

打撃戦も辞さず勝利のフンドラ(左)

 2メートル近い上背を誇り、20センチの身長差を利したフンドラがサウスポーから右ジャブを繰り出し、オカンポは左右フックで応戦。4回から両者は体を密着させて激しいパンチの応酬を展開する。4年前、ウェルター級王者エロール・スペンスJrに挑戦して初回KO負け後12連勝のオカンポに対し、フンドラは左右アッパーを突き上げ、徐々にペースを引きつける。

 8回終了時にオカンポにドクターチェック(ダメージの診断)が入ったが続行。9回、オカンポが逆襲をかけスタンドが沸く。しかしラスト2回、距離を置いたボクシングに切り替えたフンドラがジャブを当てて締めくくり、117-111、118-110,119-109で暫定ベルトを守った。

同じリングで勝利のフンドラ妹も長身だ(左)

 この日前座で妹のガブリエラ・フンドラが出場して判定勝ちしたフンドラ(24歳)は20勝13KO1分無敗。来年1月に予定されるS・ウェルター級4団体統一王者ジャメール・チャーロvs.ティム・チューの勝者へ挑戦を目指す。オカンポ(26歳)は34勝22KO2敗。

WBCミドル級暫定王座を獲得したアダメス

 セミで行われたWBCミドル級暫定王座決定戦は、WBC1位カルロス・アダメス(ドミニカ共和国)が同6位フアン・マシアス・モンティエル(メキシコ)に3回、左右連打を叩き込んで2分37秒KO勝ち。WBCミドル級王者ジャモール・チャーロの指名挑戦者に就いたアダメスは22勝17KO1敗。昨年チャーロに挑んだモンティエルは23勝23KO6敗2分。

 メイン開始前に今月2日死去した元バンタム級&フェザー級王者エデル・ジョフレ氏(享年86)へ哀悼のテンカウント・ゴングが鳴らされた。Photos from Esther Lin/SHOWTIME

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