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IBF・S・フライ級王者マルティネス、大差判定でアンカハス返り討ち 井岡、ロマゴン戦希望

2022年10月9日 14時40分

 8日(日本時間9日)米カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツパークでゴングが鳴ったIBF・S・フライ級タイトルマッチは、王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン=写真)が前王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)に3-0判定勝ち。今年2月アンカハスから奪ったベルトの初防衛戦を果たした。

返り討ち成功のマルティネス(右)。井岡との統一戦に期待だ

 ダイレクトリマッチは王座奪回を目指すアンカハス(30歳)がサウスポースタイルから右ジャブを突き、右アッパーをねじ込んで2回までリード。しかし前進を繰り返すマルティネス(31歳)は強引に距離を詰めて挽回。ボディー打ちで優位に立った王者は5回終了間際、右を決めて挑戦者を後退させる。

 右目尻が腫れ出したアンカハスにマルティネスは6回、右を連射。なおも攻め立て、7回開始まもなく仕掛けて会場を沸かせる。この回ヘッドバットが発生。アンカハスは額をカット。9回、アンカハスの右カウンターがヒットしたが、マルティネスは動ぜず、その後もプレッシャーをかけてラウンドを重ねる。

 終盤も時おり低いダッキングなどトリッキーな仕種も見せるマルティネスがパンチの的確さを欠くアンカハスのアタックをかわしてゴールテープを切った。スコアカードは119-109に118-110が2者と大差で王者の防衛。

 試合後マルティネスはWBO王者の井岡一翔(志成)との統一戦、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア=帝拳)との対戦を希望する発言。15勝8KO無敗。連敗のアンカハスは33勝22KO3敗2分。Photo from Esther Lin/SHOWTIME

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