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真道、強打かわし初防衛 WBC女子フライ級

2013年12月22日 23時02分

 WBC女子世界フライ級タイトルマッチ、チャンピオン真道ゴー(クラトキ)対同級10位フディス・ロドリゲス(メキシコ)10回戦は22日、和歌山市の和歌山ビッグウェーブで行われ、第2ラウンドにダウンを奪われたものの、終始攻勢を続けた真道が3-0の判定で初防衛を果たした。スコアは3者とも96-94。

真道ゴーが初防衛に成功(ボクシングニュース)
真道の右ストレートがロドリゲスを打ち抜く

 笑顔でベルトを掲げた真道だったが、2回の終了寸前にダウンを奪われたことで「全然だめでした。応援していただいている和歌山のみなさんの前でふがいない試合をしてしまって」と勝利者インタビュー。1回からジャブから鋭い右が2、3発とヒット。これで、「格好よくKO勝ちしてやろう」と思ったそうだ。2回も攻め込んだところ、「変則的に遅れて出てきた右フックをテンプルにもらった、生まれて初めてです」とコーナーで腰から落ちてダウンしてしまった。

 しかし、ダメージはまったくなく、3回からはセコンドの指示もあり、アウトボクシングにギアチェンジ。追う足がないロドリゲスのパンチはほとんど受けなかった。

「もっと左アッパーも打ちたかったですが、まず防衛することと自分に言い聞かせて足を使って戦いました。たくさんの応援に来ていただいたのに、女子ボクシングが面白いと思われる試合ができなかったので、採点は25点です」。「まだまだ伸びる能力があるので、80点」とした原田哲也・クラトキジム会長の採点より大幅に低かったが、「勝ってほっとしました」が真道の実感だった。

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