バンタム級4団体統一戦プレビュー 展開は井上尚弥 次第 バトラー解析し即座に破壊へ
2022年11月16日 17時24分
2022年11月16日 15時08分
あす17日、後楽園ホールで開催される「DANGAN254」の計量が16日、日本ボクシングコミッションで行われた。メインの日本ライト級タイトルマッチは、王者の宇津木秀(ワタナベ)が61.0キロ、挑戦者4位のジロリアン陸(フラッシュ赤羽)が61.1キロでリミットの61.2キロをクリアした。あすの試合の模様はABEMAでライブ配信される。
日本王者の28歳、宇津木は平成国際大出身でプロ11連勝(9KO)。2度目の防衛戦で強打のジロリアンを迎える。計量で挑戦者を見て、「あれだけラーメンを食べて(体重を)作れるのはすごいと思う。落としても体がデカイのでパンチのある選手だとあらためて思った」とジロリアンの印象を口にした。
ジロリアンの強打を警戒し、今回は「もわらない、触らせない」を第一に心がけるというが、世界を目指す俊英として力の差をはっきりと見せつけたいという思いは当然ある。敬愛する前WBA・L・フライ級王者の京口紘人が世界王座から陥落して2週間あまりであすのセコンドに入ってくれることも気持ちを高める材料だ。
宇津木は快くセコンドを引き受けてくれた京口に対し、「圧勝して自分はもっと強くなることを伝えたい」とコメント。明確な勝利で兄貴分に気持ちを伝えるつもりだ。
タイトル初挑戦の34歳、ラーメン二郎をこよなく愛するジロリアン(14勝13KO3敗)は無事に計量に合格した。普段は2カ月前のところを4カ月まえから調整に入り、ラーメンの大盛りや付け合わせのライスを減らして14キロの減量を成功させた。
試合が決まった当初は「勝つ確率は5%くらいだと思った」というが、「勝てる」と信じて練習を重ね、パンチのアングルやタイミングのレパートリーを増やしながら自信をつけた。現在は「五分五分まではいかないかもしれないけど、僕が勝っても番狂わせというほどでもない」というところまで気持ちを高めることができた。
あすはラーメン二郎の創業者、札幌店と京都店の店長ら大勢の仲間が応援にかけるける予定。YouTubeも好評の人気チャレンジャーは「ベルトを巻いた姿を見ていただきたい」とファンに勝利を誓った。
■2人のストーリーはDANGAN noteの記事がオススメです。
宇津木秀 https://note.com/dangan_box/n/ne312e0f2825a
ジロリアン陸 https://note.com/dangan_box/n/n5b887b514e46
セミの日本ミニマム級王座決定戦は、同級1位の重岡優大(ワタナベ)が47.5キロ、2位の仲島辰郎(平仲BS)が47.4キロでリミットの47.6キロをクリアした。
重岡(5勝3KO)は世界挑戦の決まった弟の銀次朗が返上したベルトを争う。既にWBOアジアパシフィック王座を獲得して、世界ランキングはWBA10位、WBC4位、WBO5位。来年は世界挑戦が期待される重岡は「インパクトのある試合、パンチのスピード、音、パンチの多彩さ、一目瞭然のレベルの差を見せたい」と意気込みを口にした。
仲島(11勝7KO3敗1分)は日本タイトル戦で谷口正隆(ワタナベ)、重岡銀次朗に連敗して3度目の日本タイトル挑戦だ。
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