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女子軽量級統一王者対決はバジェに軍配 東京五輪金のジャロロフ12連続KO勝ち

2022年11月27日 16時08分

 26日(日本時間27日)、WBC・S・ライト級王座決定戦のリングで行われたIBF&WBO女子統一L・フライ級タイトルマッチは、挑戦者でIBF&WBO女子統一ミニマム級チャンピオンのヨカスタ・バジェ(コスタリカ)が2団体チャンピオンのエベリン・ベルムデス(アルゼンチン)に2-0判定勝ち。2階級制覇を果たした。

かつて日本で藤岡奈穂子と対戦しているバジェ

 IBF王座は7度防衛の実績があるベルムデスが距離を取りながら右を狙い、バジェは左右フックでプレスをかける展開で進行。スコアのつけにくいラウンドが続く。拮抗した攻防は7回、バジェの右が命中して一瞬ベルムデスの動きが止まる。終盤。両者は懸命に手を出して終了。スコアはジャッジ1人が95-95だったが他の2者は99-91、97-93でバジェ。王者が交代した。

 一方、東京五輪S・ヘビー級金メダルのバクホディール・ジャロロフ(ウズベキスタン)は、10回戦でカーティス・ハーパー(米)を3回終了間際、左ストレートで豪快に倒し、4回にダウンを追加してKO勝ち。プロ戦績を12勝12KO無敗とした。ジャロロフは会場で観戦したWBA・L・ヘビー級スーパー王者ドミトリー・ビボル(ロシア)から祝福された。

 同じくプログレイスvs.セペダのアンダーカードで行われたWBC・S・ウェルター級挑戦者決定戦準決勝は、王者候補の一人チャールズ・コンウェル(米=WBC5位)がフアン・カルロス・アブレウ(ドミニカ共和国)に10回戦で2-0判定勝ちを収めた。

 2回に左目をカットするハンディを負ったコンウェルにアブレウはラフなパンチを放って対処。しかし徐々にダイナミックなパンチを叩き込むコンウェルが優勢。中盤ダメージングブローを叩き込んで引き離した。スコアカードは95-95、98-92、96-94でコンウェルが支持された。コンウェルは18勝13KO無敗。アブレウは25勝23KO7敗1分。(三浦勝夫)

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