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日本SW級5位の加藤寿がTKO勝ち メインは比連崎が制す 元日本王者の真部豊Jrが白星デビュー

2022年11月28日 22時33分

 川島ジム主催「アンタッチャブルファイト34」が28日、後楽園ホールで開催された。メインの51.8キロ契約6回戦は、日本S・フライ級18位の比連崎爽晏楽(川島)が川村栞汰(KG大和)に3-0判定勝ちした。

 セミのS・ウェルター級8回戦は、日本同級5位の加藤寿(熊谷コサカ)が横田知之(中野サイトウ)に8回TKO勝ち。また、元日本J・フェザー級王者でマナベジムの真部豊会長の長男、光がデビュー戦に勝利した。

比連崎(右)は自慢のスピードで勝利

◇51.8キロ6回戦
比連崎爽晏楽(川島)[3-0(58-56×2、59-55)]川村栞汰(KG大和)
 比連崎はハンドスピードと出入りの速さで勝負。ジャブや左フック、右ボディブローでポイントを獲得していく。川村はカウンターを合わせようとしたがうまくいかず、4回からプレスを強めて比連崎に迫った。最終6回、川村がワンツーを軸に押していくと、比連崎が完全に受けに回った。逆転もあり得るかに見えたが、ここから比連崎が盛り返して終了のゴングとなった。比連崎は7勝2敗。川村は4勝3KO2敗1分。

加藤(左)は終始試合をコントロールして8回TKO勝ち

◇S・ウェルター級8回戦
加藤寿(熊谷コサカ)[TKO8回1分15秒]横田知之(中野サイトウ)
 日本ランカーの加藤がスタートからジャブをよく当て、足もよく動かした。徐々にペースアップし、前に出てボディを打ち込みたい横田をコントロールすると、中盤からは左もよくヒット。横田の顔は腫れ、左目尻から出血し、試合は加藤のワンサイドになった。8回、横田は逆転を狙って前に出たが、加藤は冷静にこれをしのぐと左を決めて横田をキャンバスへ。主審が試合を止めた。加藤は12勝8KO10敗2分。横田は6勝2KO8敗。

松岡は強気の攻めが功を奏した

◇56.5キロ6回戦
松岡久仁夫(DANGAN越谷)[TKO2回2分4秒]海野利樹(伴流)
 松岡が積極的に右ストレート、左フックを打ち込む立ち上がり。しかし距離を取って戦うとする海野は初回、右アッパーを合わせてチャンスを作った。松岡は2回、さらにギアを上げると荒っぽい左右のフックを決めて海野にダメージを与え、右を振り下ろしてダウンを奪う。海野が立ち上がったところにラッシュをかけ、ダウンを追加して試合を決めた。35歳の松岡は5勝4KO1敗。26歳の海野は5勝1KO3敗。

◇フライ級4回戦
松浦諒太(ドリーム)[2-0(38-36×2、37-37)]飯田健詩(川島)

◇女子アトム級4回戦
中野真由美(中野サイトウ)[TKO3回1分5秒]かぎしっぽさち(FLARE山上)

◇54.5キロ4回戦
西峯勇人(角海老宝石)[3-0(40-36×3)]西山一輝(川島)

初陣を飾った真部と父の豊会長

◇バンタム級4回戦
真部光(マナベ)[3-0(40-35×2、39-36)]佐藤拓夢(調布三迫)

◇S・バンタム級4回戦
吉川雄天(世田谷オークラ)[3-0(39-37×3)]篠塚猛(川島)

◇ミニマム級4回戦
松尾和馬(伴流)[3-0(39-36×2、38-37)]加藤哲生(T&T)

◇S・フライ級4回戦
椎名善聴(FLARE山上)[KO3回2分44秒]永里翔(レパード玉熊)

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