ノーランカーの高橋利之 アウェーで日本フェザー級6位の大里登を破る
2022年12月11日 23時12分
2022年12月11日 19時14分
11日、名古屋・武田テバオーシャンアリーナで行われたS・フライ級10回戦は、WBO世界同級3位の田中恒成(畑中)が同4位ヤンガ・シッキボ(南ア)に3-0判定勝ち。4階級制覇再挑戦に前進した。スコアは97-93が2者に98-92。
シッキボは左ジャブ、右ストレートで打っては動く典型的なボクサー型。そのシッキボに対し田中がプレッシャーをかける予想通りの展開となったが、この日の田中は落ち着いた攻めが印象的。リズムの中でギアを上げ下げし、左ボディの的中率は高かった。
2回に田中は相手のヒットで左目上をカット。またロングの距離でシッキボの左ジャブが当たる場面もあるが、フラストレーションを募らせるふうでもない。4回あたりからシッキボのスタイルを把握し、左ボディの数も増やしていく。
8回に左右ボディで猛爆するなど、終盤もロープを背負わせるシーンを何度もつくる田中が順当に得点していった。田中はボディでのKO勝ちを狙っていたが、これはシッキボに拒否された。
「KOを絶対にしたかったですが、いい試合だと思ってもらえるならうれしいです」とファンに挨拶した元チャンピオン。「この一年は最も伸びた実感があります」と2度の米国修行もした22年を総括し、あらためて来年中の4階級制覇を宣言した。18勝10KO1敗。
一方のシッキボ(15勝4KO2敗1分)は「プラン通りに戦えたが」と肩を落とした。「田中はボディ攻撃が上手だが、効いていない」と語っていた。
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