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井岡一翔S・フライ級統一戦まであと3日 WBA王者“教授”フランコ「派手な試合したい」

2022年12月28日 14時40分

 大みそかの大田区総合体育館でWBO・S・フライ級王者、井岡一翔(志成)との2団体統一戦に挑むWBA王者ジョシュア・フランコ(米)が28日、都内の志成ジムで記者会見と公開練習を行った。

左から弟ロドリゲス、フランコ、ガルシア・トレーナー

 弟の前WBC同級王者ジェシー・ロドリゲス、トレーナーのロバート・ガルシア氏と記者会見に臨んだフランコ(18勝8KO1敗2分)は「コンディションはすごくいい」と笑顔を交えてリラックスした表情。井岡(29勝15KO2敗)については「経験のあるグッドファイター」と多くを語らなかった。

 眼鏡をかけ、ボクサーらしからぬ知的な風貌から、「エル・プロフェソール(教授)」のニックネームをガルシア氏に授けられたフランコ。井岡のテクニックは当然研究済みで、「大事なのは試合を支配すること。練習してきたことを最大限に発揮する」とペース争いが勝負のカギになるとの見方を示した。

練習は撮影用にシャドーだけ披露した

 今回の試合に勝利して、この階級で最も知名度の高いWBC王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)とのビッグマッチにつなげるというシナリオは井岡と同じだ。もちろんWBOが中谷潤人(M.T)との指名試合をオーダーしていることも承知済みで、ガルシア氏は「将来のことはプロモーターと相談する」と慎重に言葉を選んだ。

 いずれにしても夢を実現するために、目の前に立ちはだかる井岡を倒すことがスタートとなる。教授のニックネーム通り落ち着き払う27歳は「新しい年を迎えるので派手な試合をしたい」とファンへのリップサービスも忘れなかった。

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