日本ボクシングコミッション（JBC）は28日、都内でランキング会を開き、最新12月度の日本ランキングを作成した。今月は新チャンピオンの座にS･バンタム級古橋岳也（川崎新田）が就き、フェザー級阿部麗也（KG大和）とミドル級の国本陸（六島）が初防衛に成功した。

　一方で、ミニマム級重岡優大（ワタナベ）とウェルター級小原佳太（三迫）がタイトルを返上し、両級の王座は空位になった。

　新たにランキング入りしたのはフェザー級7位の高橋利之（KG大和）、バンタム級12位宇津見義広（ワタナベ）、S･バンタム級11位福井勝也（帝拳）、同12位水谷直人（KG大和）、ミドル級4位帝尊康輝（伴流）ら。

　ほか、WBOアジアパシフィック王座を返上した村地翼（駿河男児）はS･フライ級5位、能嶋宏弥（薬師寺）はウェルター級5位にランク。OPBF王座を失った近藤明広（一力）はS･ライト級の4位に戻った。先日誕生した全日本新人王12人も、実施階級の最下位（13位以下）でランキングされた。