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6日大阪ミニマム級ダブル世界戦 王者バジャダレスがホープ重岡銀次朗撃退に自信

2023年1月3日 21時02分

 23年の国内初の世界戦、ミニマム級ダブルタイトルマッチ(6日・エディオンアリーナ大阪メインアリーナ)に出場するIBF王者で5位の重岡銀次朗(23=ワタナベ)と初防衛戦を戦うダニエル・バジャダレス(28=メキシコ)が3日、大阪市西成区のKWORLD3ジムで公開練習を行った。

公開練習で軽快な動きを見せたバジャダレス

 2度目の防衛を目指すWBO王者の谷口将隆(28=ワタナベ)に挑戦する同級2位メルビン・ジェルサレム(28=フィリピン)も公開練習を行う予定だったが、フィリピン国内便のトラブルで日本への到着が1日遅れ、4日に延期された。

 プロモーターの亀田興毅氏が手掛ける「3150FIGHIT vol.4」で初の世界戦。亀田氏もバジャダレスの動きを見守り、最後はドラムミットでバジャダレスのパンチを受けた。「なかなかパンチがあり、重岡との戦いは倒し合いになりそうだ」と好勝負を期待した。

 アマ成績77勝3敗のバジャダレスは7歳の男児と2歳の女児の父。自宅で妻とテレビを見ていたところ、重岡が「5回でKOする」と発言したことに立腹したそうだ。

「強いやつと試合をしていないのに、大きな口をたたいていた。12ラウンドフルに戦って、重岡をつぶしたい。試合が終わったら引退させる」と太い眉をピクつかせ、甲高い声でまくしたてた。

「1ラウンドずつ作戦を立てて、予定通り戦っていく。チャンスがあれば、倒してやる」と強気で、「防衛後は統一戦をやりたい。WBO王者の谷口に関心があり、メキシコ、日本、どこででも戦うし、勝つ自信はある」と今後の展望も口にする余裕もみせた。

初防衛に気合い十分のバジャダレス

 12月29日に関西空港に到着後は、大阪市内のメキシコ料理店を回っているそうで、「日本のタコスやトルティーヤのスープはとてもおいしい。減量もうまくいっているし、理想的なコンディションだ」と体調は万全を強調した。王者バジャダレスは26勝15KO3敗1分、挑戦者の重岡は8勝6KO。

 ABEMATVで6日午後1時から無料配信される「3150FIGHUT vol.」4の11試合の組み合わせが下記の通り決まった。

◇S・フライ級4回戦
芝野浩記(スパイダー根本)-森本竜馬(KWORLD3)

◇ヘビー級4回戦
ハン・チャンス(韓国)-サトシ・イシイ(日本)

◇フライ級8回戦
アサエル・ビリャル(パナマ)-花田歩夢(神拳阪神)

◇S・フェザー級8回戦
奈良井翼(RK蒲田)-一道宏(T&T)

◇S・ライト級5回戦

大沢宏晋(オール)-樋口和輝(ARITOMI)=大沢引退式

◇ウェルター級4回戦
藪吹リヨー(折尾)-福重浩輝(KWORLD3)

◇フェザー級8回戦
中川麦茶(一力)-山下賢哉(JB SPORTS)

◇WBOアジアパシフイックS・フェザー級タイトルマッチ12回戦
木村吉光(志成)-力石政法(緑)

◇ヘビー級8回戦
但馬ミツロ(KWORLD3)-ベダン・アガーワル(インド)

◇IBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦
ダニエル・バジャダレス(メキシコ)-重岡銀次朗(ワタナベ)

◇WBO世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦
谷口将隆(ワタナベ)-メルビン・ジェルサレム(フィリピン)

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