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「ヒジが当たった」ストップ負けのユーバンク陣営が勝者スミスに抗議

2023年1月28日 11時57分

 先週土曜日21日、英国マンチェスターで行われたミドル級12回戦で元WBO・S・ウェルター級王者リアム・スミス(英)に4回TKO負けしたミドル級上位クリス・ユーバンクJr(英)と彼の陣営が裁定を覆すように働きかけている。ユーバンク側は「スミスが故意ではないが繰り出したヒジ打ちが原因で負けた」とクレームをつけている。海外の複数のメディアが伝えた。

 試合は序盤2ラウンズほぼ互角、3回ユーバンクが攻勢をかけ4回に突入。2度ユーバンクを倒したスミスが1分9秒TKO勝ちを飾った。これに対して試合後、ユーバンクのチーフトレーナーのロイ・ジョーンズJr氏が「左ヒジでダメージを被ったことがストップ負けにつながった」と主張。

 ユーバンクのプロモーターで以前、WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)を運営したカレ・ザワーランド氏も正式に英国ボクシング管理委員会に訴えを提出する姿勢を見せている。

ファンもツイッターで喧々諤々の意見を交換。しかしスミスは「頑丈なユーバンクがKO負けしたので、みんなショックを受けている。(ユーバンク側の要求は)ワラをもつかむことの表れだ」と一蹴した。

 両陣営には再戦の契約があり、訴訟うんぬんは別としてユーバンクはダイレクトリマッチを希望。スミスも「万が一、ヒジ打ちが原因なら、(リマッチは)より注目を集め、望むところだ」と明かしている。

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