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IBFがロドリゲスに決定戦指令 モロニーはWBOへシフト? 井上尚弥の返上でバンタム級動く

2023年2月2日 10時09分

 IBFは井上尚弥(大橋)のタイトル返上で空位となったバンタム級王座決定戦について1位ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)と2位エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に対戦交渉するようオーダーした。ボクシングシーンが伝えた。

井上に苦杯をなめたモロニー、ドネア、ロドリゲスが王座を狙う

 アストロラビオ(18勝13KO3敗)は昨年、ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)、ニコライ・ポタポフ(ロシア)に勝利して1位を獲得。試合が決まれば世界初挑戦となる。ロドリゲス(21勝13KO2敗)は元IBF王者で、19年5月のWBSS準決勝で井上に敗れて王座陥落。昨年10月にゲーリー・アントニオ・ラッセル(米)に勝利してランキング2位を確保していた。王座返り咲きを狙う。

 一方、WBCはともに井上に敗れた経験を持つ1位ジェーソン・モロニー(豪州)と2位ノニト・ドネア(フィリピン)で争うよう指令していたが、モロニーがこれをキャンセル。同じく1位にランクされるWBOの王座決定戦にシフトしたとボクシングシーンは報じている。

 WBOは2位がアストロラビオ、3位がロドリゲスのため、両者がIBF王座決定戦に進めば、モロニーは4位の元WBC暫定王者レイマート・ガバリョ(フィリピン)と王座決定戦を行う可能性が高まる。これによりドネアの王座決定戦の相手にはWBC6位アレクサンドロ・サンチャゴ(メキシコ)の名前が挙っている。

 井上の4団体王座返上でバンタム級戦線は一気に活発化。残るWBAは1位が空位で2位が井上拓真(大橋)、3位がリボリオ・ソリス(ベネズエラ)という状況。拓真の王座決定戦出場が期待されている。

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