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岡山から世界へ WBA1位のユーリ阿久井政悟あす“世界前哨戦”「落ち着いてやりたい」

2023年2月3日 15時28分

 WBAフライ級1位のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が4日、後楽園ホール「ダイナミックグローブ」のメインでWBC・L・16位のジェイソン・バイソン(フィリピン)とフライ級10回戦を行う。3日の計量で阿久井は50.6キロ、バイソンが50.5キロで合格した。

1年半ぶりホール登場の阿久井(左)とジェイソン

 WBA1位、WBC4位にランクされる阿久井(17勝11KO2敗1分)が日本タイトルを返上して“世界前哨戦”に臨む。世界ランキング1位であることを問われた阿久井は「1位から15位までは一緒だと思っているので」とチャンピオン以外はみな同じとの考えを示した。

 前哨戦の相手となるバイソンは10勝5KO1分のフィリピン選手。体は阿久井より小さいものの「好戦的な選手。パンチはありそう」と阿久井も警戒感を示す。それでも11KO中1ラウンドKOが9度というハードパンチャーは「チャンスがくればもちろんKOしたい」と言うのも忘れなかった。

 12月に第2子の女児が誕生し、公私ともに充実している阿久井。岡山から世界を目指すホープは「落ち着いてやりたい」と繰り返し、伝統のダイナミックグローブ初メインで世界への扉をこじ開ける。

 また、日出高、日大出身で、全日本選手権などアマで4つのタイトルを獲得したミニマム級の松本流星と法政大出身のライト級、宮田彪我の帝拳2選手がプロデビュー戦を迎える。

 エルソン・トリニダード(フィリピン)との6回戦に挑む松本は「ワクワクしている。アマチュアよりも一発の緊張感があるので、一発に気をつけて慎重に少しずついきたい」と意気込みを語った。

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