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S・バンタム級2団体王者アフマダリエフあす防衛戦 “バム”ロドリゲスは2階級制覇へ

2023年4月8日 11時03分

あす8日(日本時間9日)、米サンアントニオのボーイング・センターで開催されるマッチルームボクシング興行の計量が7日、現地で行われた。軽量級スター候補、ジェシー“バム”ロドリゲス(米=帝拳)の2階級制覇をかけたWBOフライ級王座決定戦とS・バンタム級2団体統一戦のダブルヘッダーが注目だ。

2団体王者アフマダリエフ(左)と2階級制覇をかけるタパレス

バンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が進出したS・バンタム級2団体統一王者、28歳のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン=11勝8KO無敗)はIBF指名挑戦マーロン・タパレス(フィリピン)と防衛戦を行う。IBF王座、WBA王座ともに4度目の防衛戦となる。

31歳の元WBOバンタム級王者、タパレス(36勝19KO3敗)は21年12月、勅使河原弘晶との挑戦者決定戦に勝利してから1年4カ月待ってようやくアフマダリエフと対戦する。2階級制覇をかけてリングに上がる。アフマダリエフは121.6ポンド(55.16キロ)、タパレスは121.8ポンド(55.25キロ)を計測してリミット122ポンドに合格した。

S・バンタム級は井上が7月25日、有明アリーナでWBC&WBO王者スティーブン・フルトン(米)に挑戦する。井上はバンタム級に続きS・バンタム級でも4団体統一を狙っており、その意味でも試合の行方が大いに気になるところ。WBA同級1位の亀田和毅(TMK)が直に対戦交渉をすると宣言して現地入りしている。

メインは地元ロドリゲス(左)の世界戦だ

メインに登場する23歳のロドリゲス(17勝11KO無敗)はサンアントニオが地元。昨年2月、2階級上げて元王者カルロス・クアドラス(メキシコ)を下してWBC・S・フライ級王座を獲得し、元王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)を退けるなど2度の防衛に成功。クラスを下げてクリスチャン・ゴンサレス(メキシコ=15勝5KO1敗)を相手に2階級制覇に挑む。

計量はロドリゲスは111.4ポンド(50.53キロ)、ゴンサレスはリミットの112ポンド(50.80キロ)をマークした。

ゴンサレスは世界初挑戦。決定戦は前王者、中谷潤人(M.T)のタイトル返上によるもの。なお、ロドリゲスの実兄はWBA・S・フライ級王者のジョシュア・フランコ。昨年大みそか、日本で行われたWBO王者の井岡一翔(志成)との統一戦に引き分けた。Photos by Melina Pizano / Matchroom

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