3月の月間MVPは東洋太平洋バンタム級王者の栗原慶太、日本王座V2の堤聖也が敢闘賞
2023年4月11日 18時19分
2023年4月11日 16時09分
前WBA・L・フライ級スーパー王者の京口紘人(ワタナベ)が11日、東京・五反田のワタナベジムで記者会見を開き、5月20日の墨田区総合体育館「DANGAN259」で昨年11月の王座陥落以来となる試合を行うと発表した。メインでローランド・ジェイ(フィリピン)とフライ級10回戦を行う。
ミニマム級、L・フライ級で世界を獲得した京口は昨年11月、WBC王者の寺地拳四朗(BMB)とのL・フライ級2団体統一戦に臨んで敗退。再起にあたり「(前回の試合は)結果を出せなかったけど、たくさんの人たちに力を与えることはできたと思う。もう一度はい上がって世界のベルトを巻く」と決意表明した。
寺地戦に敗れて以降は心も体もフライ級進出に向けて準備に入った。年明けから本格的にフライ級に向けて体作りを始めていて、「機動力を下げずにパワーアップする。自分に必要なものが分かっているのでモチベーションは高い」と京口。筋トレで体重は1.5キロ増えた。
現時点でターゲットにしているフライ級王者を問われると、「いまはいない。次の試合をクリアしてからあらためて考えたい」と慎重な言い回しながら、「来年チャンスが来れば面白い。速くて2試合して3試合目くらいか」との青写真も描いている。
再起戦の対戦相手となったジェイは17勝10KO13敗1分の26歳。日本で3戦して3敗だがKO負けはない。小林トレーナーは「フィリピン選手らしい柔らかさがあって粘りもある」と分析。再起戦の相手としては緊張感も持てて、ちょうどいいと言えそうだ。
再起にあたり「勝つのはもちろんだけど、京口のボクシングは面白い、と言うところを追求していきたい」とこれまで通り“魅せる”も頭に入れていく京口。初黒星を喫して一回りたくましくなった京口がボクシング人生の最終章をスタートさせる。
この日はほかにバンタム級モンスター・トーナメントの1回戦などが行われる。1人決まっていなかった出場選手は横浜光ジムの新鋭、内構拳斗に決定。初戦で日本バンタム級12位の穴口一輝(真正)と対戦する。
2025年4月21日 19時45分
2025年4月21日 18時21分
2025年4月21日 8時18分
2025年4月21日 8時08分
2025年4月20日 20時30分
2025年4月20日 10時36分