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あす日中親善対抗戦 実力派の日本勢に対抗できるか 個性的な中国選手の横顔を紹介

2023年4月30日 12時00分

 日本と中国の平和友好条約の締結から45周年を記念した日中対抗戦が5月1日、後楽園ホール「G.O.A.T.MATCH」で開催される。中国選手団は28日に来日した。

来日した中国選手団

 大会には日本の有力選手が多数出場。昨年10月の日本S・フェザー級最強挑戦者決定戦で現王者の原優奈(真正)に敗れた日本同級5位の波田大和(帝拳)がメインイベンター。セミに第3代日本ユース・ライト級王者の湯場海樹(ワタナベ)、他に日本フェザー級5位の渡部大介(ワタナベ)、22歳のホープ山口臣馬(帝拳)、昨年の全日本ライト級新人王スコーピオン金太郎(三谷大和S)らが顔をそろえた。

 今回はこれら日本人選手の相手となる中国人選手の情報をお届けする。主催のDANGANがリリースした中国記者からの記事をまとめた。

◇S・フェザー級8回戦
ガオ・シーチャオ(中)×波田大和(帝拳)
 ガオは19年5月、WBAフェザー級12位ノップ・クラティンデーンジム(タイ)を下して将来を嘱望された。しかしその後は4年間で3勝2敗とあまり元気がない。今回の試合に向けては元WBAフェザー級王者シュ・ツァンのフィリピン人トレーナーとトレーニングを行い、波田の攻略方法を練っているという。ガオは「彼と私は五分五分で、うまくやれば勝てると思っている」と話している。7勝3KO2敗1分。25歳。

◇146ポンド契約8回戦
バイシャンボ・ナシイウラ(中)×湯場海樹(ワタナベ)
 バイシャンボは中国で将来の世界チャンピオン候補とも期待されたが、19年9月に日本ランカーの今野裕介との激闘に敗れて下り坂に。その後、結婚生活やプロモート上のトラブルに見舞われ、20年3月の試合を最後に試合から3年間遠ざかった。今回は17年10月の内藤律樹戦以来の来日。17勝7KO4敗1分。28歳。

◇129ポンド契約8回戦
リウ・ウェンソン(中)×渡部大介(ワタナベ)
 貧しい農家出身というリウは中国初のプロ世界王者、熊朝忠にあこがれて中学2年でボクシングを志した。洗濯機の外装作りをしながらお金を貯め、北京でボクシングを習おうとしたが叶わず、四川で靴工場や、配達員の仕事をしながらボクシングに励んだ。直近の試合は2月、ドバイでKJ・ナトゥプラグ(比)を初回TKOで下し、WBOオリエンタル・フェザー級王座を獲得している。9勝6KO1敗1分。25歳。

◇120ポンド契約8回戦
チャオ・ジュン(中)×山口臣馬(帝拳)
 チャオは09年から11年に中国人民解放軍に所属し戦車砲手を務めた。退役後、自動車工場で働き、15年にボクシングを始めた。19年9月、中国で仁平宗忍に勝利。「日本ランカーを下した4人の中国人選手の一人」と紹介されている。13勝10KO2敗2分。30歳。

◇139ポンド契約6回戦
アクトレティ・イエルジャン(中)×スコーピオン金太郎(三谷大和S)

◇フェザー級4回戦
イェスポラティ・ナシイウラ(中)×渡辺凜太郎(レパード玉熊)

◇S・バンタム級4回戦(東日本新人王)
吉川雄天(世田谷オークラ)×相羽祐馬(高崎)

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